お役立ち情報

「トラックのドライバー」ってどんな仕事?

トラックのドライバーの仕事と聞くと、どのような仕事をイメージするでしょうか。
一言でトラックのドライバーの仕事といっても、業界や運ぶ荷物によってさまざまな仕事があります。
トラック業界を目指す人は、ドライバーの仕事にどのようなものがあるのかを知った上で、やりがいのある仕事に就きたいと思うのではないでしょうか。
そこで今回は、トラックのドライバーの仕事はどのような内容なのかを、トラックのサイズ別にご紹介します。

トラックのドライバーになるために

トラックのドライバーの仕事についてご紹介する前に、トラックのドライバーになるために必要なことをお伝えします。
ドライバーの仕事では、自分が乗るトラックの大きさに合わせた免許を持っておかなくてはいけません。
例えば、普通免許で大型トラックを運転することはできません。

さらに、取り扱う荷物によっては、専門の資格を持っておかなければいけないケースもあります。
代表的なもので、「危険物取扱者」資格があります。
この資格は、タンクローリーでガソリンや軽油などを運ぶときには必須となる資格です。

危険物取扱者資格について詳しくはコチラ…危険物取扱者資格では何ができる?就職に役立つ?

トラックのドライバーの仕事を始めようとするなら、自分が持っている免許や資格と照らし合わせたり、就職先に資格を取得できる制度があるかを確認して、「無免許運転」にならないように注意しましょう。

トラックごとのサイズ情報と、各サイズのトラックを運転するための必要資格については、過去に2つの記事で詳しくご紹介しています。

トラックのサイズと免許などの関係はコチラ…何トン車?トラックやダンプの「サイズ」ってどう決まっているの?
免許制度そのものの詳細はコチラ…【準中型?】知っておきたい免許制度の話【5トン限定?】

小型トラック

小型トラックはルート配送や宅配など、比較的狭い範囲で走行することが多く、地域密着型の仕事で使用されます。

小型トラックのドライバーが行う仕事としては

大型トラックや中型トラックで集配所に集められた荷物を、地域内の個人宅やオフィスに届けたり、集荷希望を受けて荷物を受け取る「宅配」

コンビニや飲食店など、地域内の決まった場所に決まった荷物を届ける「ルート配送」

依頼を受けて個人宅に向かい、荷物を別の家に移動させる「引っ越し」や、不要なものを受け取って処分したりリサイクルする「不用品回収」

等があります。

いずれも、2017年3月以前の普通運転免許で運転できる「2トントラック」で作業する仕事がメインなので、応募しやすいという点も魅力です。

※注意!2017年3月以降、普通免許では最大積載量2トン以上のトラックは運転できません。詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
普通免許などの変化について詳しくはコチラ…新しくなった普通免許は 2トントラックに乗れない⁉

中型トラック

中型トラックのドライバーの仕事は、主に4トントラックに乗って行います。

中型トラックは小型トラックに比べ、積み込むことができる荷物の量が多いため、一度により多くの荷物が運べるという特徴があります。
その特徴を活かし、中型トラックのドライバーは、小型トラックのドライバーが行う仕事をグレードアップさせたような仕事を任されることも多いです。
ルート配送ではより広い範囲を回ることが可能になるほか、引っ越しや不用品回収では2トントラックに載りきらない荷物を運ぶことができるので、より大規模な依頼に対応できるようになります。

その他、中型トラックのドライバーになってから任されはじめる仕事もあります。

集配所やトラックステーションで受け取った荷物を、別の地域の集配所やトラックステーションなどに移動させる「中距離運送」が該当します。
また、荷物によっては、フォークリフトを使用して荷物を積み込んだり降ろしたりする必要があり、ドライバー自身がフォークリフトの免許を取得して荷物の積み降ろしを行うこともあります。

大型トラック

大型トラックのドライバーとなると、仕事の内容がガラッと変わります。
仕事の中心となるのは複数の都市をまたいだ「長距離運送」で、個別の店舗への配送はほとんど行いません。

小型トラックと中型トラックのドライバーの業務は、比較的日中に終わることが多く、夜に自分の時間を持ちやすい仕事です。
しかし、大型トラックのドライバーは長距離を運転することになるので、自然と仕事の時間も長時間になり、体力も必要です。
一方、「移動時間=一人の時間」が多くなるので、運転が好きな人にとっては非常に楽しい仕事になるでしょう。

トレーラー

トレーラーはいわゆる「けん引車」です。
運転席と荷台が別々になっている大型の車両で、運転するには「けん引免許」が必須なほか、荷台部分の種類によって必要な資格が変わる点が特徴です。
トレーラーは大型トラックのドライバーと同様、多くの荷物を載せて長距離を走行する「長距離運送」が主な仕事になります。

けん引免許について詳しくはコチラ…トラクタ&トレーラーの運転に必須!けん引免許について

いかがでしたでしょうか。
今回は、トラックのドライバーが就く仕事にはどのようなものがあるのかをご紹介しました。
これからトラック業界を目指す人はぜひ、自分のやりたい仕事のことと、その仕事に必要な免許や資格のことを知り、なりたい仕事に就きましょう。

関連記事

  1. サービスエリアとパーキングエリアって何が違う?
  2. トラック運送事業者必読!「行政処分」について
  3. トラックが高速道路を利用するときの料金について
  4. 車検切れの罰則って何があるの?どんな対処をすればいい?
  5. トラクタ&トレーラーの運転に必須!けん引免許について
  6. トラックにも寿命はある、買い替え年数の目安
  7. 錆対策をしよう!
  8. ナンバープレートの「再封印」の方法とは

人気の記事

お電話でもトラック買取査定代行サービスへのお申込みを受け付けております。 0120-946-652 [受付時間]10:00~18:00 (土日・祝祭日を除く) お電話でのお申し込みに際しては、お手元に「車検証」をご用意ください。

トラックのミカタTV

トラック買取査定のマッチングサービス「トラックのミカタ」
提携パートナー募集|トラック買取査定のマッチングサービス「トラックのミカタ」

LINE@でトラック買取査定マッチング LINE@トラックのミカタ

PAGE TOP
0