お役立ち情報

募集企業増加中!タンクローリーのドライバーの仕事内容は?採用条件は?

タンクローリーのドライバーの仕事は、ドライバーの仕事の中でもおすすめの仕事のひとつ。
キャリアのステップアップに考える人も多く、ドライバー人気も高い職業と言えるでしょう。

そんなタンクローリーのドライバーは、いったいどんな内容の仕事をしているのでしょうか。

今回は、タンクローリーのドライバーの仕事内容や、入社までに持っておくと有利な資格についてご紹介します。

タンクローリーってどんな車?

タンクローリーは、トラックの荷台がタンク状になっている車両で、液体や気体の荷物を運搬するために使用されるトラックです。
そのほとんどが大型トラックやトレーラーであり、ガソリンや軽油、灯油といった燃料のほか、水、化学薬品、高圧ガスなどの荷物を運びます。

タンクローリーのドライバーはどんなことをする仕事?

タンクローリーのドライバーといえば、ガソリンスタンドへ燃料を送り届ける仕事が思い浮かびますが、それだけではありません。
化学系メーカーで工場間の薬品の輸送や、災害地域への水の運搬などもあり、短距離、長距離どちらも求職者の募集は盛んに行われています。

ほかのトラック運送の仕事と違うポイントとして、積み降ろしの方法があります。
荷物が液体や気体なので、宅配便のように荷物を持ち運ぶことはなく、積み場と配送先のタンクに車両のタンクをつないで、タンク内の荷物を移し替えることで積み降ろしが可能になります。

勤務スケジュールは、その日はじめに到着する配送先の配送時刻に合わせて出勤し、積み場と配送先を1日に2~4回ほど行き来します。
すべての配送を終えて帰社するのは夕方の17時~18時頃になる
ケースが多いようです。
長距離トラックのように日をまたいで勤務することはそこまで多くなく、大体はその日に帰宅できることが多い反面、運ぶ荷物の関係上、お盆や正月、ゴールデンウイークなどの大型連休でもまとまった休みは取れない事が多いようです。

ちなみに、燃料を積んで走る仕事の場合、ストーブなどの使用頻度が増えることから、冬場は繁忙期となることが多いです。

タンクローリーのドライバーになるには

タンクローリーのドライバーになるには、タンクローリー専門の求人を出している企業を探すことです。
求人サイトやハローワークでドライバーの仕事を探したり、知り合いからの紹介を受けたりといった方法で、タンクローリーのドライバーを募集している会社を見つけましょう。

持っておきたい!タンクローリーのドライバーになるための資格

タンクローリーのドライバーになるためには、どんな資格が必要なのでしょうか。

実は、タンクローリーで運ぶ荷物によって、必要となる資格は異なります。
それぞれ見ていきましょう。

非危険物を運搬するタンクローリー

水などの非危険物を運搬するタンクローリーを運転する場合、車体の総重量と最大積載量に合わせた運転免許の取得が必要になります。
ほとんどの車両が大型トラックなので、大型免許を持っておくのが前提となる職場も多いです。

危険物を運搬するタンクローリー

ガソリンや軽油など、危険物を運搬するタンクローリーを運転するためには、上述の非危険物と同様の運転免許に加え、運搬する物質に合わせた資格が必要です。
運搬する荷物の種類と、運転に必要な条件の組み合わせは以下の通りです。

ガソリン・灯油・重油・軽油等:危険物取扱者の資格取得
化学薬品など:毒物劇物取扱責任者の資格取得
ガス:高圧ガス移動監視者講習の受講もしくは高圧ガス製造保安責任者の資格取得

危険物の中でも、ガソリンや軽油などを運ぶ需要は多いので、タンクローリーのドライバーの求人などでは、危険物取扱者の資格を持っていると有利になるケースが多いです。

危険物取扱者とは

さて、危険物取扱者の資格とはどのような資格なのでしょうか。

危険物取扱者の資格は甲種、乙種、丙種の3種類があります。
タンクローリーで多いガソリンなどを取り扱う際には甲種または丙種の取得、もしくは乙種の第4類の取得が必要になります。
大型免許と、これらの危険物取扱者資格のうちいずれかを取得することで、タンクローリーの求人に応募する際に有利になります。

以前の記事で詳しくご紹介していますので、危険物取扱者の資格について知りたい方は、そちらの記事もぜひご覧ください。
【関連記事:危険物取扱者資格では何ができる?就職に役立つ?

トレーラータイプのタンクローリー

タンク部分がトレーラーで、運転室の車体と分かれているタンクローリーに関しては、「けん引免許」の取得が必須です。

これらの免許は、運転する車両の形状や運搬するものの種類に合わせてそれぞれ個別に必要になるので、例えばトレーラータイプの車体で、危険物を運搬する目的で使用されるタンクローリーの場合、「車体の大きさに合った運転免許」と「危険物取扱者の資格」、そして「けん引免許」の全ての資格を取得しておかなければいけません。

おわりに

今回は、トラックに関する仕事の中でも、特に人気の高いタンクローリーのドライバーについてご紹介しました。
タンクローリーのドライバーは、誰でもなれるものではなく、それでいて仕事が無くならない職業のひとつです。
本記事を読んでご興味を持たれた方も、一度目指してみてはいかがでしょうか。

関連記事

  1. トラックやバスのハンドルはなぜ大きいのか
  2. トラックドライバーにも深く関係!高齢者講習とは
  3. トラクタ&トレーラーの運転に必須!けん引免許について
  4. 【準中型?】知っておきたい免許制度の話【5トン限定?】
  5. トラック・重機の概算査定ってどんな情報が必要なの?
  6. 何種類ある?トラックのブレーキについて
  7. 猛暑突入!トラックを運転する上でも重要な熱中症対策
  8. 「車内」の騒音対策!デッドニングとは?

人気の記事

お電話でもトラック買取査定代行サービスへのお申込みを受け付けております。 0120-946-652 [受付時間]10:00~18:00 (土日・祝祭日を除く) お電話でのお申し込みに際しては、お手元に「車検証」をご用意ください。

トラックのミカタTV

トラック買取査定のマッチングサービス「トラックのミカタ」
提携パートナー募集|トラック買取査定のマッチングサービス「トラックのミカタ」

LINE@でトラック買取査定マッチング LINE@トラックのミカタ

PAGE TOP
0