トラック売却！その前に準備は出来ていますか？

買取のタネ

トラック売却！その前に準備は出来ていますか？

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トラックや重機を売却をしようとすると買取業者のサイトや一括査定のサービスなど、すぐに見つかるかと思います。
とはいえ、買取業者と売却の話を進めていこうにも、何の準備も無かったら不安になるかのではないでしょうか。
今回は、実際に査定依頼を出す前にまずどういう準備をすると、のちの交渉の時によいのか、安心して依頼できるのかをご紹介します。

まずは必要書類を準備

トラックや重機などの車両の買取には、いくつか必要な書類があります。
必要書類は買取業者によって異なるため、代表的なものをご紹介します。

・車検証（自動車検査証）
これがないと買取自体が不可能、という買取業者がほとんどです。運転をするために必要なものでもあるので、大抵の場合は車内のダッシュボードの中に入っています。
・自賠責保険証（自動車損害賠償責任保険証明書）
車検証同様に、自動車の持ち主が必ず入っておかなければいけない保険の書類です。こちらも基本的には車検証と一緒にダッシュボードに保管されています。
・印鑑登録証明書
車検証の「所有者」と同じ名義の証明書が必要になります。各書類の処理が、正当な手続きである証明になるものです。

その他に、「譲渡証明書」や「委任状」、「自動車納税証明書」等の書類が買取業者によっては必要になります。

また、事前に準備する必要がなく、買取業者側で書類自体を用意されていて、必要事項を記入するだけでよいものもあります。
名義変更などについても、買取業者側が買取後に行う契約のところと、自分で名義変更をする必要がある場合があります。

買取業者によって条件が異なるため多くの書類は必ず確認をする必要がありますが、上記の3種類の種類はほぼ必ず事前に必要になるものです。
上記3つを揃えておいて、他の書類は各買取業者に必ず確認するようにして下さい。

続いて車両の点検・整備・清掃を

トラックや重機といった、一般の乗用車ではない車両の査定は細かいパーツや状態でチェックされて買取料金が決定されます。
チェック項目の中には、車体の汚れなど自分自身で改善・解決できるものもあり、点検や整備・清掃をすることで査定結果が良くなることは勿論、平時の運転をしているときの乗りやすさにもつながっていきます。
【主な整備・清掃箇所】

・外装
外装の清掃や整備を行う場所としては、ボディ全体の汚れが挙げられますが、そのほかにもナンバープレートの汚れやガラスの細かい傷などもチェックされる項目にあります。
ボディ全体の汚れは、例えば洗車場などを利用しても良いかと思います。
洗車が終わったらワックスで仕上げてあげるのを忘れずに行いましょう。
ナンバープレートは、塗装が剥げてしまうとマイナスになってしまう可能性が高いので、優しく丁寧に水拭きをしてあげるのが良いでしょう。
ガラスの細かい傷は「完全に元に戻る」ことはありませんが、それでもガラス研磨専用の研磨剤で磨いてあげると小さな傷を解決できるので、しっかりと磨いてあげましょう。
無理をすると、かえってコストがかかったり、車体が傷んでしまったりしますので、可能な範囲で綺麗にするとよいでしょう。

・内装
内装は基本的にはゴミや汚れ、臭いなど、車内で過ごしていて出た汚れが見られています。
まずは社内全体の汚れを取り除いていきましょう。小さなごみや食べかすなどもしっかり掃除機やブロワーを使って綺麗にしていきましょう。
フロアマットがある場合はマット上の汚れもブラシなどで丁寧に清掃しておきましょう。
タバコを吸われているドライバーの方が運転をしている場合は、臭いを車内から取っておかないと査定で減額になってしまう可能性が高いです。
匂いを取り除く方法としては、最低でも売却前2週間の期間は車内での喫煙を避け、無臭の消臭剤を使用するという方法が挙げられます。
内装は普段の運転時の扱い方の影響が大きく反映されます。普段から綺麗に乗っていくことを心がけましょう

・エンジン
エンジン部分の整備でも査定にプラスに働く部分があります。
エンジンオイルは定期的な交換をしておくことでオイルの状態を新しく清潔に保っておくことがプラス査定の条件です。
しかし、もし古い状態のエンジンオイルを使用していたとしても、査定前にはオイル交換をしておいた方が良いでしょう。査定員も人間ですので、汚れたままのエンジンオイルを使用したままよりは印象が良くなるはずです。

きちんと整備・清掃を査定依頼を出す前に行っておくことで、査定額アップ以外にも交渉がスムーズに進みやすいというメリットもあるため、点検・整備・清掃は非常に大切です。