買取のタネ

6段クレーンを高額売却!実現につながる2つのポイントをご紹介

6段クレーン車は、車両積載型トラッククレーンの1種です。
「6段」というのはクレーンのブーム(伸縮する部分)が6段階あるという意味で、車両積載型トラッククレーンの中でもトップクラスのブームの長さを誇る車両です。
主に建設業界や物流の業界で活躍するトラッククレーンですが、ブームの長さを活かして林業や環境保全などの業界でも活躍しています。
今回は、この6段クレーンについてご紹介していきたいと思います。

6段クレーン車の特徴

6段クレーン車は比較的小回りも効くほか、クレーンの未使用時はトラックとして活用できる汎用性の高い車両です。
そのため、多くの業界で活躍するほか、小型から大型までさまざまなトラックのシャシに乗せることができるため、汎用性が非常に高いといえます。

ただ、ブームが長いということは、それだけバランスがとり辛いということでもありますので、基本的に小型トラック向けのクレーンの場合は条件を満たしたごく一部の車体にのみ積載することができます。
また、走行する部分の基本的な車体構造はクレーンを架装していないトラックとほぼ変わらないので、悪路での作業などはラフテレーンクレーンやオールテレーンクレーンに比べると苦手といえます。
バリエーションが豊富とはいっても、バランスの関係から6段クレーンは中型や大型のトラックに架装されているパターンが多いです。

中型や大型のトラックに6段のクレーンが架装されている場合、新車で購入しようとすると購入金額は高額になります。
そのため、安価で購入できる「中古の6段クレーン車」にも一定の需要があります。

中古の6段クレーン車の需要があるということは、中古の6段クレーン車は買取に出した際に一定以上の高額で売却できる可能性があるということです。
そこでここからは、中古の6段クレーン車をより高額で売却できるコツをご紹介します。

中古の6段クレーン車をより高額で売却するためのポイント

中古の6段クレーンをより高額で売却するのであれば、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。

整備清掃を行う

中古の6段クレーン車の場合、作業の現場は非常に過酷な条件であることが多いです。
そのため、車両の消耗も激しくなりやすく、定期的な整備清掃を行っていないとすぐに故障してしまう恐れがあります。

そして、故障してしまった6段クレーン車は、売却の際にも査定金額が落ちてしまう可能性があります。
故障の発生や作業効率の低下を防ぐために定期的に整備清掃しておくことで、結果的に買取の金額を落とすことなく、高額で売却することができるようになります。
6段クレーン車に限らず、トラックや重機などの商用車は購入時に近ければ近い状態であるほど買取査定で高評価になる傾向があり、定期的な整備清掃は買取査定に非常に大きな効果を及ぼします。

また、普段の整備清掃を忘れずに行うほかに、売却直前に徹底的に清掃をしておくことによって、買取金額のアップを狙うことができます。
特に車両積載型のクレーンの場合、制御部分やブームのつなぎ目などは他のトラックと比べて汚れや消耗が発生しやすくなっており、こういった部分をくまなく整備清掃しているかどうかによって、売却額が大きく変動するようになります。
車体外装の傷や汚れ、車体内装の汚れや臭いを綺麗に洗浄しておくほか、適切な場所へのグリスアップなど「次に乗る人が快適に運用できるようにしておく」ことが重要なポイントです。

買取業者を選定する

車体を売却できる状態にした後は、買取業者の選定を行いましょう。
基本的に6段クレーンなどの商用車は、一般の乗用車をメインで取り扱っている買取業者ではなく、トラックや重機などが専門の買取業者に買取査定依頼をすることで、より高額で売却できます。

その理由は、買取業者が車両を買い取った後の対応が関係しています。
商用車に限らず、買取業者が買い取った自動車は整備され国内外のさまざまな場所で販売されます。

一般の乗用車がメインの買取業者の場合、買い取った車両を販売する先は、一般の乗用車のユーザーが多いです。そのため、6段クレーンなどの商用車の需要が少なく、なかなか良い条件で販売することができません。
販売が難しい車両を買い取る際には、どうしても買取金額が少なめになってしまう傾向があります。
したがって、一般の乗用車がメインの買取業者で売却する場合は、高額売却が成立しづらくなってしまいます。

そこで6段クレーンを売却する際は、トラックや重機などを専門に取り扱っている買取業者に買取査定を依頼します。
トラックや重機などを専門に取り扱っている買取業者であれば、整備して販売する先もトラックや重機などを取り扱う運送会社や土木、建築関係の会社になるので、6段クレーンの需要も十分にあります。
そのため、6段クレーンを売却しようとするのであれば、トラックや重機などが専門の買取業者に査定依頼をすることで、高額売却の可能性が高くなります。

ここでひとつ注意点があります。
実は6段クレーンなどの商用車は、買取金額の明確な相場がありません。
同じ車両を買取査定したとしても、買取業者ごとに査定の金額には差があります。
そのため、1か所の買取業者に査定の依頼をするのではなく、複数の買取業者に査定依頼を行い、提示された査定結果を比較検討し、一番良い条件の買取業者と交渉することによって高額での売却につながります。

便利なサービス「査定代行サービス」を活用する

複数の買取業者に査定依頼を行うときに、便利なのが査定代行サービスです。
査定代行サービスとは、サービスの運営会社に車両の査定代行を依頼することによって、複数の買取業者からの概算の査定結果を1つにまとめて受け取ることができ、現地査定以降の交渉を依頼する買取業者を選定するための情報を手軽に入手することができます。
買取業者を1から探す必要がないほか、買取業者からの営業の電話がかかってこないため、 まずは概算の査定結果が知りたいという方にもおすすめなサービスです。

査定代行サービスについて詳しくはコチラ…一括査定とは違うの!?「査定代行サービス」とは?

いかがでしたでしょうか。
今回は、6段クレーンの売却についてご紹介しました。
さまざまな業界で活躍する6段クレーンは需要も多く、 正しい方法や押さえておくべきポイントを把握して方法を選ぶことによって、高額売却に近づくことができます。
ぜひ、今回ご紹介した内容も参考にしながら、理想的な条件での売却を実現させてください。

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