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「ダンプトラック」のバリエーション特集!

ダンプトラックは土砂やウッドチップなどの貨物を運搬することに長けた車両です。
荷台を特定の方向にダンプする(傾ける)ことで、積み降ろしの作業を効果的に行うことができます。

積み降ろしの時、ダンプする先のゲートが開くことによってしっかりと全ての荷物を降ろすことができます。
今回は、現在国内外で活躍しているダンプトラックの「荷台のダンプ機構」の種類についてご紹介していきます。

ダンプトラックはどう傾くの?

「ダンプトラックって後ろだけに傾くんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。
現在活躍しているダンプトラックは、荷台をダンプする方向に応じて「リアダンプ」「サイドダンプ」「三転ダンプ」と、大きく3種類に分かれています。
それぞれ「リアダンプ」は後ろに、「サイドダンプ」は左右に、「三転ダンプ」は後ろと左右にダンプするようになっています。

リアダンプは「後ろ側」に荷台がダンプする、「ダンプトラック」という言葉を思い浮かべたときに最もイメージしやすい車体ではないでしょうか。
リアダンプについて詳しくはコチラ…リアダンプの処分に悩んだときに買取がおすすめな理由とは?

サイドダンプはその名の通り、荷台が左右にダンプするタイプのダンプトラックです。
荷台が横にダンプするので、積み降ろしの方向に車体を「横付け」することができるのが最大の特長ですが、逆に言うとリアダンプや三転ダンプのようにバックで進入しても積み降ろしができないので、きちんと横付けできるスペースが必要になります。

三転ダンプは、リアダンプとサイドダンプの「いいとこどり」のような車両で、左右と後ろの3方向にダンプするようになっており、利便性の高い車両です。
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荷台の深さが違うダンプがある?

ダンプトラックには、同じ車体の大きさでも荷台の深さが通常と異なり、やや荷台が深いタイプのダンプトラックがあります。
こういったダンプトラックを「深ダンプ」「土砂禁ダンプ」といい、主に比重の軽いウッドチップなどを運んでいます。
土砂禁ダンプについて詳しくはコチラ…土砂禁ダンプを高く売るためには?

ダンプトラックの「ゲート」って何?

ダンプトラックは、荷台をダンプさせる方向によって開く場所が異なります。
ゲートが開く場所の数に応じて、「1方開」「2方開」「3方開」と名称が増えていきます。
また、ゲートそのものにも2種類のものがあることをご存知でしょうか。
「ゲートの開き方」によって、ゲートの種類も分かれています。

一般的なダンプトラックは、ゲートの上側を固定して下に開く方式のものが採用されています。
それとは別に、ゲートの下側を固定して上に開く「Ⅼゲートタイプ(もしくはFゲートタイプ)」のものがあります。
Ⅼゲートタイプのものを採用している場合は、積み降ろしの時に荷物がゲートに引っかかることがないため、1つ1つが大きめの塊となったものを運ぶのに適している、というメリットがあります。

反面、荷物1つ当たりの重量が重いため荷台が傷みやすく、何らかの補強や整備が必要というデメリットもあります。
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これらのゲートの違いは、ダンプトラックの購入、特に「中古のダンプトラックの購入」においても少なからず影響してきます。

中古ダンプトラックの購入について

ダンプトラックはさまざまな業界で活躍している車両ですが、手に入れようとすると少なくない費用が必要になります。新車ならなおさらです。
そのため、中古のダンプトラックに一定の需要が集まります。

中古のダンプトラックは、既に完成している車体を入手するので、ダンプ方向やゲートの種類を変えることは原則できません。
目的に合わない方向にダンプしたり、開いてほしいゲートが開かないなどのトラブルを避けるためにも、ダンプ方向やゲートの種類に気を付けて購入しないといけません。
きちんと調べて購入するようにしましょう。

中古トラックの販売会社によってはインターネット上にホームページを持っています。
販売会社が持っているホームページでは、車種や車体の大きさの他にも、ダンプする方向やゲートのタイプなど、さまざまな条件で欲しい車両を調べることができます。
さらに、販売会社によっては在庫の中に目当ての車両がない場合に、車両の取り寄せを行ってくれるところもあり、自分の欲しい車両をとことん探すことができます。
しっかりと吟味して、理想的な車両を入手するようにしましょう。

いかがでしたか?
今回はさまざまなダンプトラックについてご紹介しました。
ダンプトラックを購入する際の参考になれば幸いです。

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