買取のタネ

Lゲートダンプを売ろう!

ダンプにはさまざまな種類があります。
荷台が後ろに倒れるリアダンプ、横に倒れるサイドダンプ、そのどちらにも倒れる三転ダンプなどの、荷台の倒れる方向によって種類が分かれているものや、Lゲートダンプのように荷台のゲート部分の形状で種類が分かれているものなど、使用目的によって使い分けられています。
今回は、さまざまな種類があるダンプカーのうち、Lゲートダンプについてご紹介していきます。

Lゲートって何だろう

そもそも「Lゲート」とはどういうものなのでしょうか?
一般的にダンプには荷降ろしのために荷台が倒れる方向に「ゲート」が装備されています。このゲートですが、通常タイプの車両はゲートの上部が固定されていて、積み降ろしをする際には下側が開く構造になっています。

通常タイプのゲートの場合は、ゲートの大きさを上回る大きさのものを積み降ろそうとしたら、荷物がゲートに引っかかってしまいます。そこで、ゲートの下側で固定し、積み降ろしの時には上側が開く構造にしたことで、たとえゲートの大きさより大きな荷物でも、引っかかることなく降ろすことができるようになりました。
例えば、ビル解体の際のコンクリート片や道路工事の時のアスファルト塊などが、スムーズに降ろせるようになりました。

この、上開きのゲート構造を持ったダンプトラックのことを、ゲートを開いた時の見た目から「Lゲートダンプ」と呼ぶようになりました。ちなみに、ゲートが上に開き、荷台とゲートが平ら(フラット)になることから、「Fゲートダンプ」とも呼ばれています。
ゲートの大きさに縛られない大きさのものを載せられることは、長所でもある反面、荷物1つ1つが大きく重たいものになりがちなため、荷台が凸凹にへこんでしまいやすい、という短所もあります。

Lゲートダンプの需要と買取の関係とは

さて、このLゲートダンプ、大きな岩石の積み降ろしなどで活躍の場があったことから、より運べる重量の重い「大型ダンプ」に架装されていることが多いです。
その活躍の場所としても、土木作業の現場が多かったのですが、近年では産業廃棄物の運搬や一般の工事現場などでも運用されているのを見かけるようになりました。大型のものに限らず、ダンプアップによって一気に貨物を積み降ろすことが可能なため、需要の幅は国内にとどまることなく、海外にも広がっています。

高い需要に応えるLゲートダンプは、世界中で必要とされています。
ただ、Lゲートダンプは新車で購入するとかなり高価なお買い物。そのため、中古でも欲しい、中古なら欲しい、という需要は間違いなくあります。

先程ご紹介したように、ゲートに引っかかることなく荷物をスムーズに積み降ろしできるLゲートダンプは、海外ではコンクリートなどの他にも大きな岩石を運んだり、大型で資源となるようなものを運ぶのにうってつけ。日本製の、堅牢で整備がしやすい車体ということも相まって、中古であっても、むしろ安価な中古だからこそ人気を博しているのかもしれません。

Lゲートダンプは海外では中古であっても比較的高額で売れるのです。
中古のLゲートダンプが売れるということは、トラックを販売している業者はLゲートダンプを売りたいと思っています。
トラックを販売している業者の中には、販売する車両を入手するために、トラックの買取をしている業者も少なくありません。そして、買取を行った後に高額で販売できるLゲートダンプであれば、買取の際の金額も比較的高額になりやすいです。

ここで重要なのは、「海外で人気」ということです。つまり、買取後に販売する先として「海外への輸出販売」がある買取業者であれば、高額買取が実現しやすくなります。

Lゲートダンプを売却するうえで、高額で売却するためのもう1つのコツがあります。
それは、複数の買取業者に査定依頼をして、返ってきた査定結果を比較することです。

実は、Lゲートダンプに限らず、トラックなどの重機の買取業界は一般の中古車買取とは違い、業界内で車体のおおよその相場が決まっておらず、それぞれの買取業者の販売経路や取扱の可否などに買取額が左右されます。
例えば、先程ご紹介した通り海外に販売経路がある買取業者の場合は比較的高額で買い取ってくれる傾向にありますし、逆に国内販売のみの買取業者でも、高額買取が可能なところも存在します。

極論を言えば、実際に査定をしてみないと最良の条件を提示してくれる買取業者は分からないのです。

そのため、複数の買取業者に査定の依頼をして、一番良い条件の買取業者と交渉することが、高額買取のもう1つのポイントです。

いかがでしたか?
今回はLゲートダンプについて、特徴や買取のポイントなどをご紹介してきました。
現在国内外で人気のLゲートダンプ、手放す時には一番理想的な形で手放したいですよね。
この記事で、そのお役に立てれば幸いです。

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