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トラックレンタルでETCは使える?

トラックを使った事業をしていて、どうしても車体が足りない、というケースがあります。
そんな時に便利なのが、傭車やトラックレンタルなど、一時的に車両を借りる方法です。

しかし、時にはレンタルした車両で高速道路に向かわなければいけないこともあります。
特に、長距離運送を事業として行っている場合は、ほぼ100%高速道路を使用するため、長距離トラックで車体が必要になった場合は、高速道路に対応できるトラックがぜひとも欲しいところです。

「高速道路に対応できるトラック」の要素のひとつとして、「ETCカードが使用できる」ことは大きなポイントではないでしょうか。
レンタルしたトラックで高速道路を走行することはできるのでしょうか。
今回は、トラックレンタルとETCの関係についてご紹介します。

長距離運送のトラックには欠かせないETC

上述のように、長距離運送のトラックには、ETCは欠かせない要素のひとつです。
ETCが装備されていることによって、さまざまなメリットがあります。
まずは、長距離走行のトラックにETCがもたらすメリットについてご紹介していきましょう。

ETC割引が利用できる

ETCを利用していると、「ETC割引」を受けることができます。
短距離の移動で、1度や2度高速道路を使う程度であれば、そこまで割引額は大きくならないものの、「長距離を」「何度も」移動する長距離トラックの場合、その割引額は見過ごせないものになります。
例えば、1年間同じルートを走行した場合で見ると非常に大きな割引額となり、同じだけの距離を現金で走行した場合と比べてみれば、その恩恵の大きさを知ることができるでしょう。

料金所をスムーズに抜けられる

1分1秒を争う仕事である運送業にとって、料金所で支払いに時間を取られずに済むのは非常に大きなメリットといえます。
近年減少傾向にあるものの、高速道路で発生する渋滞の原因のひとつには、料金所の詰まりがあります。
高速道路の料金所で、1度の移動につき30秒から1分かかっていると考えると、往復で1分から2分のロスが生まれると考えられます。

自分だけならまだしも、自分の前に何台かが停まって順番待ちをしている状態では、料金所から出るまでに10分以上かかることもあり、長距離トラックにとっては大幅な時間の消費となります。
ETCを使用することで、料金所をスムーズに抜けることができ、移動の時間に余裕が生まれるだけでなく、料金所で順番待ちをしている場合に比べて、ガソリンの節約にも貢献します。

スマートICも利用できる

ETCのメリットの一つとして、スマートICが利用できることも大きなポイントです。
スマートICとは、サービスエリアやパーキングエリアなどに設置されているETC専用のインターチェンジのことです。
トラックのような中型以上の車両に対応していないところもありますが、出入り可能な場所の数が多くなることによって、長距離トラックでもある程度臨機応変な対応が可能になりました。

運行管理が簡単

実際に運行するドライバーにとってだけでなく、車両の運行を管理する管理者にとっても、運行管理が簡単になるというメリットがあります。
領収書を1枚1枚管理する必要もなくなり、データで支払いの情報が残るので運行状況が分かりやすくなったり、財務管理がしやすくなります。

トラックレンタルでETCは使えるのか?

さて、長距離トラックにはETCが欠かせない存在であることをご紹介しましたが、「レンタルしたトラック」では果たしてETCを使用することはできるのでしょうか。

結論から言ってしまうと、「トラックレンタルでETCを使うことは可能」です。

トラックレンタルを行っている会社は少なくありません。
中にはETCに対応しているトラックを所有しているところや、ETCのカードを含めてレンタルしてくれるところもあり、さまざまな方法によってトラックレンタルでETCを使うことができます。
(ただし、トラックレンタルを行っている会社ごとに、使えるETCの条件が違ったり、レンタルの形式が違ったりします。そのため、事前に必ずETCが使用できるかどうか、また、どういう形態で使用することになるのかは確認しておきましょう。)

トラックレンタルでETCを使うメリット

ここからは「トラックレンタルでETCを使うメリット」についてご紹介していきます。
トラックレンタルの最大のポイントは、車両を一時的に使用することです。

必要な時にだけトラックを使用し、使わないときには返却しておくことによって、トラックの維持費を気にする必要がなくなります。
ETCに対応しているトラックであればカードを差し込むだけで、メンテナンスの行き届いた車両を使って高速道路を行き来することが可能です。

さらに、ETCの中には年会費がかかるものもありますが、ETCそのものがレンタルできる場合、ETCの年会費のことを気にする必要もなくなります。
結果、トラックレンタルでETCもレンタルできるサービスでは、ETCの割引などの特典だけを存分に受けることができるのです。

緊急の場合の車両の調達だけでなく、車両コストの対策として、トラックレンタルとETCを活用している運送会社もあるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか。
今回は、トラックレンタルとETCの関係についてご紹介しました。
トラックレンタルでトラックを借りる際に、高速道路に載る可能性があるのであれば、事前にレンタル会社に条件や方法などを問い合わせておき、メリットを最大限受け取れるようにしておくと良いでしょう。

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