買取のタネ

ロングダンプを高額売却!ベストな方法とは?目的別にご紹介

ロングダンプってどんな車?いつまで乗れるの?お答えします!では、ロングダンプの特徴と寿命についてご紹介しました。

今回は、ロングダンプの売却について、ベストなタイミングと方法をご紹介していきます。

ロングダンプ売却のベストタイミングは?

ロングダンプは、土砂禁ダンプとして扱われることが多く、その活躍の場所は比較的険しい山間部などになるので、他の同サイズの車両に比べ少し寿命が短い車両です。
そのため、近年では走行距離が100万kmを超えることも珍しくない他のダンプやトラックと比べ、80万kmを超えたくらいから不具合が少しずつ起こりやすい車両です。

(もちろん、しっかりとメンテナンスを行っておくことで100万kmを超える走行距離を難なく走れる車両も少なからずあります。)

ロングダンプを売却するには、どのようなタイミングが良いのでしょうか?

【基本は最速で!時を追うごとに車体は劣化します】

ロングダンプを売却するタイミングは、基本的には売却をしようと考えたときから早い方が良いとされています。

車というものはたとえ運転をしていなかったとしても時が経つごとに車体が劣化していくものです。
長距離を運転するトラックやダンプの場合はなおさらで、ロングダンプもその例にもれず、毎年の車検や定期的なメンテナンスをしていたとしても車体の劣化は進んでいくのです。

そしてロングダンプの劣化が進めば進むほど、買取業者の査定額も少なくなっていきます。

だからこそ、売却を検討し始めたタイミングからはできるだけ早く売却手続きに入った方が良い条件で売却できるのです。

【計画的に運用するなら7~8年おきに】

購入の時点で計画的に運用することを前提にするのであれば、7~8年おきの交換を目安にするのが良いでしょう。
実はこの数字には根拠があります。

メーカーによる車体のフルモデルチェンジが行われるのが、およそ7年~8年おきなのです。

フルモデルチェンジが行われると、その前に製造された同じラインの車両は1段階「型落ち」します。ロングダンプを含めトラックの買取では、型落ちした車両は査定額が低く設定されてしまうことがほとんどです。
フルモデルチェンジが行われる前に売却することで、型落ちしてしまう前の比較的高めな金額での売却が可能です。

【車体の寿命に合わせるなら10年目に】

「フルモデルチェンジの前に売却するのが良い」とはいうものの、毎回フルモデルチェンジ前に車を売却して新しい車を調達しようとすると、どうしても調達した車は(購入後に最新版のモデルがリリースされるため)「最新からは1世代以上前」のものになりがちです。

フルモデルチェンジ前に車体を交換する、ということではなく、「ロングダンプの性能を寿命まで十分使い切って売りに出し、最新の車両を手に入れたい」ということであれば、10年目を基準にすると良いでしょう。

ロングダンプを買取する買取業者は、おおよそ10年を「車体の寿命」と考えて買取を行っている場合が多く、11年目以降を迎えた車体に関しては査定額が大きく減額される可能性が高いのです。
また、査定以外の面でも、例えば普段走行する際に不具合が起きやすくなってしまったり、メンテナンスにかかる費用が増えてしまったりと、11年目以降の運用は何かとリスクやコストが上がってしまいます。

結果、11年目を迎えたロングダンプは所有していても売却するときにもマイナスの要素がそれまでよりも大きくなってしまいます。

したがって、ロングダンプをできる限り使い切って売却したい方は10年目を目安にすると良いでしょう。

ロングダンプ売却のベストな方法とは?

ここまでロングダンプを売却する為のベストなタイミングを、目的別にご紹介してきました。

ここからは、ロングダンプを売却するための方法としておすすめなものをご紹介します。

【車両の乗り換えなら「下取り」がおすすめ】

車の売却を、「新車に入れ替える」目的で行うのであればメーカーによる下取りがおすすめです。

新しい車両を調達するための資金の一部として、現在所有している車両をメーカーやディーラーに売却する下取りの最大のメリットは、乗り換えまでの手続きや車両の交換の利便性が高いということ。

例えば、新車の納入までにも仕事が入ってきている場合でも、現在所有している車両を使用することができるため代車を用意する必要がなかったり、売却と購入の手続きを一度に行ってしまえるので手間が少なく済む、といったポイントは、他の売却方法にはないメリットになります。

逆にデメリットとして、査定金額で考えると買取に比べかなり安く引き取られてしまいます。下取りを行うディーラーの元々の目的が新車の販売であるため、引き取った車両を使って利益を得るというビジネスをあまり行っていないことが理由に挙げられます。

あくまで「新車の購入」を前提として、乗り換えや手続きなどをスムーズに行うことに重点を置くのであれば、メーカーに下取りしてもらうという売却方法はおすすめです。

【高額売却なら「買取」がおすすめ】

車両を高額で売却する、という点において最もおすすめの方法がトラックや重機専門の買取業者に買取依頼をすることです。

トラックや重機専門の買取業者は、中古車両の取り扱いのプロです。買取った車両は主に国内外へ販売されており、いわば「仕入れ」として中古の車両を買い取っているのです。
そのため、買取業者は買取を行った車両そのもので利益を生み出すことができ、下取りよりも金額が高額になりやすいのです。

ロングダンプの場合、主に海外に販路を持っている買取業者が高額で買い取りをしている傾向があります。
海外では日本製のロングダンプは高い安定性とメンテナンスのしやすさから高額で販売できることが多く、それにともなって買取金額も比較的高額になりやすいのです。

高額で売却するのであれば、海外に販路を持つトラックや重機専門の買取業者に買取を依頼されることをおすすめします。

おわりに

いかがでしたか?
ロングダンプを売却するタイミングと、その方法でおすすめなものをご紹介しました。

購入する際、売却する際の参考にして下さい。

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