お役立ち情報

車両運搬車とは?

車両運搬車とは自動車やオートバイ、小型の重機などを輸送することに使用される車両で、「キャリアカー」とも呼ばれています。
トラックの荷台を、車両を載せやすいようにスライドし傾斜するようにした「ローダータイプ」の車両が多く、セーフティーローダーなども車両運搬車の機能を持っています。
他に、トラックの荷台を長くしたり、2段にすることによって2~5台の車両を載せることができる「単車タイプ」の車両や、トラクターヘッドに車両を載せるためのトレーラーを装着した「トレーラータイプ」の車両運搬車があります。

今回は、新車や中古車などの車両や、重機やバイクなどの運搬に大活躍している、ローダータイプの車両運搬車をメインにしてご紹介します。

ローダータイプの車両運搬車は、トラックの荷台に車両を乗せられるよう、荷台が後方にスライドし地面に接地できるようになっています。
また、自走できない車両を搭載するために、荷台にクレーンを架装している車両も存在します。
問題なく動くことができる自動車を運搬する用途以外にも、脱輪してしまったり故障してしまって自走することができない車体の引き上げや運搬を行うことができるほか、車両以外の木材などを運搬することもできます。

現在では車両運搬車が活躍する場所が非常に多く、さまざまな業界で活躍しています。
そのため車両運搬車は、現代ではなくてはならない車両のひとつであるといえるでしょう。

車両運搬車の運転に必要な免許

車両運搬車は、車体によって運転に必要な運転免許が異なります。
車両運搬車の運転に必要な免許の違いは、それぞれの車体が持つ「車両総重量」と「最大積載量」で判断されます。

以前の記事で、それぞれの車体の車両総重量と最大積載量に対応した運転免許についてご紹介しています。

以前にご紹介した記事はコチラ…【準中型?】知っておきたい免許制度の話【5トン限定?】

また、トレーラータイプの車両運搬車に限り、車体の大きさごとの運転免許の他に、トラクター&トレーラー(けん引車)を運転するための「けん引免許」が必要になります。

車両運搬車を高額売却するポイント

さて、ここまでは車両運搬車について簡単にご紹介してきましたが、ここからは車両運搬車を高額で売却しようとしたときのポイントをご紹介します。
上述の通り、車両運搬車は現在、さまざまな業界で活躍している車両です。

そのため、中古の車両運搬車にも一定数の需要があります。
中古の車両運搬車に需要があるということは、車両運搬車を売る時に方法を大きく間違わなければある程度以上に高額で売却することも可能だ、ということです。

中古運搬車を高額で売却するコツとしては、しっかりと買取業者を吟味することです。
一口に「買取業者」といっても、買取業者によって取り扱っている車両のタイプがまるで違います。
例えば、一般の乗用車をメインで取り扱っている買取業者だと、トラックや重機といった商用車はあまり取り扱っていません。
トラックやトレーラー、重機などをあまり取り扱っていない買取業者の場合、買取業者が持つ販売経路や設備の関係で高額売却にはなりにくい、という特徴があります。

自動車の買取業者は、買い取った車両を別の誰かに販売することで利益を得ています。
取り扱いの少ない、もしくは取り扱っていない車体の場合、買取業者は車体を買い取ったとしても販売する先が無かったり、車両の整備が可能な設備がありません。結果、買取業者に利益が生まれにくくなります。
買取業者にとって利益が出ない車両の場合、買取り不可となるか、あるいは車両運搬車を取り扱っている別の買取業者に仲介を行う等の対応がされます。
すると、本来車両を売却するときに買取業者が買い取る金額よりも、仲介料などの手数料が発生し、買取額が少なくなってしまうのです。

このことから、基本的にトラックやトレーラーをベースにして設計されている車両運搬車は、トラックや重機などを専門に取り扱っている買取業者に買い取ってもらうのが、最も高額売却につながりやすい方法だといえます。
トラックや重機などを専門に取り扱っている買取業者の中でもさまざまな業者がいるので、買取業者を比較して一番良い条件で買い取ってくれる買取業者と交渉をすることがポイントです。

整備・清掃

車両運搬車を高額で売却しようとするならば、整備・清掃の徹底も欠かせません。
車両運搬車は、自動車やバイク、重機などを載せて走行するので、荷台に泥や砂利などが付着することがあります。

泥や砂利などは荷台を傷つけ、錆や腐食の原因になってしまいます。
そのため、車体の整備・清掃が徹底できていないと、車体の状態が悪くなってしまいます。
車体の状態は、買取業者の査定ポイントの中でも重要な割合を占めています。

整備・清掃をしっかりと行っていると、買取査定の結果が高額になりやすいので、高額売却を考えるのであれば整備・清掃をしないという手はありません。

いかがでしたでしょうか。
今回は車両運搬車についてご紹介しました。
業界を選ばず活躍しているので需要も多く、きちんと対策を取れば高額で売却できるので、手放す時には理想的な形で手放せるようにして欲しいと思います。

関連記事

  1. トラックの「エンジン」のお話
  2. トラクタ&トレーラーの運転に必須!けん引免許について
  3. 定期的な点検と交換!トラックの「消耗品」について ~足回り編~
  4. トラック・重機の概算査定ってどんな情報が必要なの?
  5. 修復歴とは?修理歴とは違うの?
  6. エコノミークラス症候群の恐怖と対策
  7. 増トン仕様とは?サイズと免許の関係に気を付けましょう!
  8. 道路の通行制限と許可申請について

人気の記事

お電話でもトラック買取査定代行サービスへのお申込みを受け付けております。 0120-946-652 [受付時間]10:00~18:00 (土日・祝祭日を除く) お電話でのお申し込みに際しては、お手元に「車検証」をご用意ください。

トラックのミカタTV

トラック買取査定のマッチングサービス「トラックのミカタ」
提携パートナー募集|トラック買取査定のマッチングサービス「トラックのミカタ」

LINE@でトラック買取査定マッチング LINE@トラックのミカタ

PAGE TOP
0