レンタルのツボ

中古で買ったトラックや重機を売却するコツとは

トラックや重機を新車で購入しようとすると、結構な金額になるため、中古で購入する人は少なくありません。
しかし、購入したその中古のトラックや重機も、いつか手放す時がやってきます。
できるなら廃車にするのではなく、少しの値段でもいいから買い取ってもらいたいですよね。
はたして、「中古で購入したトラック」は買い取ってもらえるのでしょうか。また、その時の買取金額はどれくらいになるのでしょうか。
今回は、中古で購入したトラックや重機を売却するポイントについてご紹介していきます。

中古で買ったトラックや重機は売却できるのか

そもそも、中古車トラックや重機を購入し、再度買取に出すことは可能なのでしょうか。
結論から言えば「可能」です。
その理由は、トラックや重機の買取査定の考え方にあります。

トラックや重機の買取では、車両の状態によって買取対応可能かどうか、査定金額がいくらになるかなどが評価されます。
そのため、中古車として販売されたことのある車両でも、その後の扱い方次第で問題なく買い取ってもらえるだけでなく、高額買取につながるケースもあります。

買取業者が中古のトラックや重機を買い取る際にチェックしている点

ここからは、買取業者が中古のトラックや重機を買い取る際に、どのようなポイントをチェックして買い取っているのかをご紹介しましょう。

チェックポイント①問題なく動作するかどうか

まず大前提として、トラックや重機の買取業者のほとんどは、買い取った車両を整備したり分解したりして、国内外に販売することで利益を得ています。
買取業者が車両の買取によって支払うコストの合計金額よりも、その後の販売額の方が高ければ利益に繋がるので、たとえ中古で購入した車両でも、利益が出せそうであれば買い取ってくれる可能性があります。

このことから、無事に動作するパーツがあるかどうか、あるいは、どれ位のパーツが問題なく動作するのかといった点が、買取業者がチェックするポイントになります。
全てのパーツが問題なく動くのであれば、中古で購入したトラックや重機であったとしても、買い取ってもらえる可能性も高まりますし、高額査定にもつながりやすいです。
また、事故車や故障車のように、車両の一部に問題を抱えている車両でも、動作するパーツがあれば、売却できる可能性があります。

チェックポイント②必要書類がそろっているかどうか

二つ目のチェックポイントは、必要書類がもれなくそろっているかどうかです。
特に重要なものは、「整備記録簿」です。
整備記録簿とは、車検や定期点検のたびに「車両の整備をどのように行ったか」を記入する書類で、自分がどのように車両を取り扱ったのかだけでなく、それ以前の持ち主が車両管理をどのようにしていたのかを、うかがい知ることのできる書類です。
整備記録簿があるかどうかで、査定の結果が大きく変わるケースもあります。
その他、必須書類の「車検証」や「自賠責保険証」、荷台にクレーンなど個別のパーツがある場合には、各パーツごとの「取扱説明書」などが、買取査定の判断材料となります。

チェックポイント③オーナー数

買取の可否を決めるほど大きな要素ではありませんが、車両の持ち主になった人の数は、買取査定の金額に影響が出ることがあります。
この場合、オーナー数が少ないほうが高額買取となるケースがほとんどです。

チェックポイント④外観・内装

車両の外観や内装が綺麗に掃除されているかどうかも、実は査定時の評価に影響を与えるポイントのひとつです。
中古トラックや中古重機というと、ほこりや土砂などで汚れているイメージがあったり、時間とともに傷んでいるというイメージがあります。
汚れや傷を放置していると、錆や腐食の大きな原因となり、最終的に車両に大きなダメージを与えます。
そのため、買取査定の時には、外観や内装を綺麗にしているか、錆や腐食の原因となるものが残っていないかを査定員がくまなくチェックします。

中古で買ったトラックや重機を売却するコツとは

中古で購入したトラックや重機を売却する際のコツとして、どのようなことに気を付ければよいかをご紹介していきます。
※ご紹介したチェックポイントの中で、「オーナー数」に関しては自分ではどうすることもできないので、他のチェックポイントをクリアするためのコツがメインになります。

整備・清掃を徹底する

上述したように、中古で購入したトラックや重機だとしても、きちんと動作するパーツがあれば買い取ってくれる買取業者は存在します。
そのため、普段から整備や清掃を徹底し、車両の機能を十分に発揮できるようにしておくと良いでしょう。
新車で購入して雑に取り扱った車両よりも、同じ車種・装備の中古車を購入し、その後丁寧に取り扱った車両の方が高額で売却できたという例も存在します。
常に車両の状態を清潔にして、動作を万全の状態にしておくことで、買取金額のアップを狙えることはもちろん、普段の運用でも車両をより快適に使い続けることができます。

購入時に付属していた書類は大切に保管しておく

中古で車両を購入する段階で付属されている書類は、紛失しないように全て車内のグローブボックスなどに大切に保管しておきましょう。
付属の書類がそろっていると、売却時の査定評価を上げるというだけでなく、思わぬトラブルが発生した際に、その場で対処法を確認することも可能になります。

いかがでしたでしょうか。
今回は中古で購入した車両売却は可能なのか、また、その際のコツについてご紹介しました。
たとえ中古で購入したトラックや重機だったとしても、きちんとポイントを押さえておけば売却は可能ですし、さらに高額での売却も夢ではありません。
そのため、中古車両の処分を考えている方は「中古で買った車両だから…」と売却を諦めるのではなく、一度買取業者に相談してみることをおすすめします。

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