こんにちは!
本日は、油圧ショベルこと通称ユンボの高額売却方法についてご紹介します。
新しいユンボに買い替えたい!という方や、あまり使用しないので売却を考えている。。という方は是非参考にしてください。
目次
ユンボとは
まず、ユンボは工事現場で掘削などの作業に用いられる重機のことを指します。
車体に装備されている「アーム」と「バケット」、そして足となる「キャタピラ」など、その特徴的な見た目は作業現場でも目を引く存在です。
先端のバケットにはいろいろな種類のアタッチメントがあり、それらを付け替えることで掘削以外にも、岩盤の破砕やビルの解体といった用途があります。
また、キャタピラはそのまま公道を走行することができないため、セルフローダーなどの車両運搬車の荷台に載せて移動します。
ユンボの呼び名はいろいろ
そんなメジャーな重機であるユンボですが、「別の名前で呼ぶ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は「油圧ショベル」「パワーショベル」「バックホー」「ショベルカー」「ドラグショベル」等の名前は、すべてユンボと同じ種類の車両のことを指しています。
メディアや行政、製造しているメーカーなどによって、呼び方が異なります。
油圧ショベル
1990年代に日本建設機械工業会によって名付けられ、その後はバックホーと同様建設業界で一般的な呼び方となっています。
パワーショベル
パワーショベルという呼び名は、建機メーカーの「小松製作所」の商品名です。
流通数が多いためこの名前で聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
ユンボ
ユンボは「レンタルのニッケン」という建機レンタル会社が付けている商標です。
ユンボの名前が広まった理由には、広告文の文字数制限という理由があります。
求人や営業などの広告文は、文字数によって広告料金が変わったり、掲載できる文字総数に制限があるため、たった3文字で車両の説明ができる「ユンボ」という言葉を、多くの土木・建設業界の会社が広告などで使用したことで、広く一般的に浸透したと考えられます。
例:「油圧ショベルのオペレーター募集!」→「ユンボのオペレーター募集!」3文字分の節約ができます。
ショベルカー
ショベルカーは主にテレビや新聞などのマスコミによって使用される言葉です。
実際に「ショベルカー」という商品が存在するわけではないので、中古重機の買取でこの言葉が登場することはあまりないと考えられます。
ドラグショベル
国土交通省などの官公庁で書類を作成する際に使われる名称で、一般的に使用されることはあまりありません。
ユンボの買取事情
中古のユンボは海外で大人気
ユンボはトラックや重機の買取業界では人気の車両の1つです。
特に海外、とりわけ東南アジアなどの途上国では、安価で購入できる中古のユンボは新車よりも人気があります。
日本製のユンボが人気の理由は、世界トップクラスの信頼性です。
未開発の過酷な環境で使用されることもあるユンボのような重機は、どんな環境でも機能を発揮できることや高い耐久性、メンテナンスのしやすさが要求されます。
日本製のユンボは、上記の点において絶大な信頼があります。
人気のある車両は高く売れるため、海外に販売経路を持っている買取業者は、比較的高額でユンボの買取をしています。
事故車や故障車でも買取可能
また、ユンボは事故車や故障車の場合でも、買い取ってもらうことが可能です。
なぜなら、ユンボは一般の乗用車に比べてシンプルな構造をしていることから整備や分解がしやすく、事故車や故障車の場合でもパーツを組み替えて使えるようにしたり、単体のパーツとして売却できるからです。
手元にあるユンボが、事故車、故障車だからと売却を諦めてしまうのではなく、まずは査定を依頼してみることが大切です。
ユンボを高く買取してもらうコツ
ここまでユンボの需要の高さをお話ししましたが、なるべく高く売るにはどのようなコツが必要なのでしょうか。
日々のメンテナンスを丁寧に行う
ユンボは土木や建設など、汚れや傷がつきやすい環境で作業することから、こまめなメンテナンスが非常に重要な重機です。
特に工事現場では、飛んでいる泥やほこりが外装付着して錆びの原因になったり、粉塵が侵入してパーツ同士の接触部分が摩耗したり、焼き付きを起こしたりします。
しっかりとメンテナンスを行い、車体に汚れや傷が着くのを防いだり、付着した汚れを取り除いたりすることで、普段の作業を快適に行えるようになるだけでなく、売却時の査定評価も上がります。
また、労働安全衛生規則では、毎日の作業開始時に行う「始業点検」、月に一度行う「定期自主検査」、1年に1度(重機の機種によっては2年に1度)行う「特定自主検査」の実施がそれぞれ義務付けられています。
このうち、毎日の始業点検と月に1度の定期自主検査については、ユンボを扱う事業者自身が行うことになりますので、単なる「流れ作業」としてメンテナンスを行っていると、すぐに車体が劣化してしまいます。
日々のメンテナンスを丁寧に行い、高額売却を実現させましょう。
パーツや書類をそろえよう
ユンボは買取査定時のチェックポイントが非常に多い重機です。
中には取扱説明書などの書類の完備という項目もあります。
売却までに必要書類をそろえておくことで査定時の評価が上がります。
中でも重要な書類が、メンテナンスの結果を記録しておく「点検整備記録簿」です。
定期自主検査と特定自主検査は、点検整備記録簿へ点検結果を記入することが義務付けられています。
そのため、買取業者はユンボの査定時に点検整備記録簿を見て、ユンボの車体がどのように扱われてきたかを確認することで、査定金額に反映させます。
点検整備記録簿がない状態だと、査定時に車体の状態を目視しただけでは発見できない故障のリスクを考慮して、査定金額がかなり低めに設定されるので、点検整備記録簿は査定時に必ず用意しておきましょう。
細かいことかもしれませんが、こうした書類を完備しておくことで、次の買い主が安心して購入できる基準の1つになるので、査定への影響は少なくはありません。
また、ユンボはバケットを交換することによってさまざまな状況に対応した作業が可能な重機です。そのため、交換用のアタッチメントを購入している方も多いのではないでしょうか。
ユンボの買取業者の中には、パーツ単位での買取などにも対応しているところがあるので、車両と一緒にアタッチメントを売却することも可能です(その際には各アタッチメントの取扱説明書などの書類も忘れずに用意しておきましょう)。
その他の基本的な高額買取ポイントはこちらの記事をご覧ください
トラック・重機・建機の買取査定前にやっておきたい!買取額アップのコツ大公開
高額で買い取ってくれる買取業者を探す
ユンボには相場がない?!
ユンボの買取では、明確な相場が存在しないため、全く同じ車両を査定したとしても、業者によって査定結果に差が生まれます。
時には2倍近くの差が出ることもあるので、「高額で買い取ってくれる買取業者」を見つけることが非常に重要です。
「高額で買い取ってくれる買取業者」を見つけるには?
では、「高額で買い取ってくれる買取業者」を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。
それは、複数の買取業者に見積もりをだしてもらい、比較することです。
ときには、他社の見積もりを出すと、それ以上の買取金額を提示してくれる業者もいるため、高額買取を実現するためには相見積もりは不可欠です。
トラックのミカタなら簡単・確実に高価売却
複数社に問い合わせて相見積もりをすべき、と頭では分かっていても、時間と手間がかかりそうでなかなか腰が重い…という方も多いのではないでしょうか。
トラックのミカタでは、複数の買取業者に対して売却したいユンボの査定を依頼し、提示された査定結果をまとめてご案内する「査定代行」のサービスを行っています。
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