レンタルのツボ

【除雪】ホイールローダーのレンタル価格の相場は?

北海道をはじめとした豪雪地帯には、必要不可欠な除雪用建設機械。その中でも最もポピュラーな建機の一つがホイールローダーです。

今回は「現場でホイールローダーがピンポイントで必要になった」という方や、「豪雪地帯に住んでいて、除雪用にホイールローダーを使用したいが素人でも利用可能なのか知りたい」といった方のために、ホイールローダーのレンタル料金の相場やその注意点についてご紹介したいと思います。

 

ホイールローダーとは?

まずホイールローダーはどのような場面に役立つのか整理しましょう。

ホイールローダーの役割

ホイールローダーは除雪以外にも土砂の運搬等に利用されます。

油圧ショベルと役割が被りますが、一回でより多くの土砂を運搬でき、足回りも4輪タイヤとなっていることから、キャタピラの油圧ショベルと比べて小回りのきく点が特徴です。バケットに土砂等を積んだまま、短距離の運搬作業も可能です。

除雪時には、前方にスノープロウという除雪専用のアタッチメントを取り付けることによって、雪かきの作業効率が大幅にアップします。

フォークと呼ばれるL字型のアタッチメントを使用すると、牧草などの堆積物を一定の位置に集積したり、持ち上げて一地点に積み上げたりすることができるので、畜産業の現場でも活躍します。

 

ホイールローダーの法定耐用年数

ちなみにホイールローダーの耐用年数は、利用目的によって法的に定められています。

林業用設備に使用されるもの:        5年

総合工事業用の設備に使用されるもの:      6年

いずれの区分にも該当しないもの:      17年

したがって、工事現場で利用するために購入した際には、6年間減価償却費を計上できることとなります。

 

操作・走行に必要な資格・免許

豪雪地帯で除雪作業をする際にホイールローダーを使用したい場面も出てくるかと思いますが、ホイールローダーを使用するにはどういった資格や免許が必要なのかご紹介します。

ホイールローダーは、機器の総重量や使用目的によって運転に必要な免許、資格が変わります。

 

・公道を走行する場合

道路交通法による「小型特殊免許」か、「大型特殊免許(限定なし)」が必要です。

小型特殊自動車であれば、「小型特殊免許」があれば運転が可能です。大型特殊車両に分類される車は、大特免許が必要になります。

※小型特殊自動車とは、全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0~2.8m以下、 最高速度時速15km以下(農作業用は時速35km未満)の車を指します。

 

・工場や工事現場での操作

ホイールローダーを操作して作業を行う場合は、機体の重量により必要な資格が異なります。

機体重量3t未満:「車両系建設機械運転特別教育修了」資格が必要

機体重量3t以上:「車両系建設機械運転技能講習修了」資格が必要

もしくは、「建設機械施工技術検定の1級第一種か2級第一種」を取得すると、「車両系建設機械運転技能講習」が免除される対象となるため、機体の重量関係なく、操作をする資格が得られます。

 

・私有地での走行、操作

庭や駐車場、農地などの私有地に限り、普通免許証の資格があれば、運転・操作が可能です。

ただし、機体は小型特殊自動車に限定されます。

 

ホイールローダーをレンタルしてみよう!

 

レンタル価格の相場

ホイールローダーのレンタル料金はどれくらいなのでしょうか。相場を調べてみました。(2020年4月現在)

バケット容量1.0㎥未満(小型):13000円〜18000円/日

バケット容量1.0~3.0㎥(中型):13000円〜26000円/日

バケット容量3.1~㎥(大型):25000円〜80000円/日

アタッチメントの種類で値段も前後しますが、除雪用のホイールローダーは比較的安価なので、表の相場に近い料金でレンタルできるでしょう。家庭で使用する場合は、0.4㎥程度のホイールローダーで十分なようですので、レンタル先で作業に適切な大きさはどの程度か、相談してみましょう。15000円ほどあれば希望の機種がレンタルできるかと思います。

林業等の運搬対象が比較的重い物に使用する機器は、アタッチメントが丈夫な作りの分、レンタル料金も高い傾向にあるようです。

 

レンタルの際の注意点

すでにホイールローダーを運転・操作するために必要な免許をお持ちの方はご心配いりませんが、普通免許しか持っておらず、私有地でのみ作業をされる方に対しては、レンタルを了承しない業者も少なくないようです。

事前に各レンタル業者に事情を問い合わせましょう。

また、本体レンタル料金とは別に、保険や運搬費も別途かかるところもあるので、自身に必要なオプションを確認してから契約をしましょう。

 

レンタル会社を選ぶコツ

ホイールローダーをレンタルしよう!と思ったら、より安い料金でレンタルできる会社はどれなのか、調べることと思います。
もし、地域のレンタル会社が複数あったりしたら、ひとつひとつレンタル可否と見積りの問い合わせをして…となると、時間も体力も削られますよね。

そこで、トラックのミカタでは、一括見積りの代行サービスを行っています。

なるべく時間をかけずにレンタル会社を決めたい、という方は、是非一度トラックのミカタまでお問合せください。

お問い合わせはコチラ 0120-946-652 [受付時間]10:00~18:00(土日・祝祭日を除く)

 

おわりに

このように、ホイールローダーは工事従事者でなくても、私有地に限っては普通運転免許証があれば使用が可能となっていますが、重量のある大型の建設機械ですので一歩間違えれば大惨事となります。

運転前に必ず周りに人がいないか十分に確認し、安全に配慮して運転することを心がけましょう。

 

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