買取のタネ

トラック査定のチェックポイント!査定員はどんなところをみている?

トラックを売りたい!そう思ったときに、まずは買取業者に査定依頼をするのではないでしょうか。


査定額はどのように決められているのか気になった方もいるかと思います。
今回はそんな査定の時のチェックポイントをお伝えします。査定額アップの対策にお役立てください。

査定額はどう決まるのか?

買取業者は査定の時にいったいどういった基準で査定額を決めているのでしょうか?

一般の乗用車の買取と同様、査定額に決まった相場があるのでしょうか?

答えはNoです。
トラックや重機の査定には決まった相場は存在しません。

トラックや重機の買取業者は、買い取った車両を「国内外へ販売」したり「オークションへの出品」をすることで利益を得ています。販売やオークションへの出品時の金額によって買い取る時のおおよその金額が変わるため、買取業者の販路に応じて買取額が変動する、ということです。

それぞれの買取業者が査定の時に車両の状態をチェックして、買取業者ごとの査定基準に照らし合わせて査定額、ひいては買取額が決定されます。

査定のチェックポイントは?

買取の査定基準は各買取業者によって違います。しかし、査定時のチェックポイントはある程度同じところを見られます。
ここからは具体的な査定のチェックポイントをご紹介していきます。

チェックポイント【カタログスペック編】

車種(型式):車種や型式は車両を査定する上で金額の基準となるポイントです。特に型式が分かれば、車種だけでなく車体の長さやエンジンの形式も分かるので、正確な査定額を知るためには必須ともいえるポイントになります。

架装:型式では架装の状況は正確には分かりません。例えばクレーンや活魚車と一言で言っても、目的に応じて架装の種類や装備する品目数もまるで違います。
架装の情報を具体的に知ることで、より正確な査定額を知ることが出来る様になります。

年式:年式は、製造された年が表記され、より新しいものであれば高評価になりやすいです。(比較的新しいものを「高年式」、古いものを「低年式」と記載しています。中古車販売でもよく見られる言葉です)

走行距離:走行距離が長いということはそれだけ使われてきたということ。査定時の評価でも走行距離が短ければ短いほど高評価で高額買取となりやすい傾向があります。

修理歴、修復歴:売却までに事故や故障などに遭い、車両の修理を行ったことがあるかどうかも査定の際には見られます。
この際に重要なパーツへの修理が行われていると修理歴ではなく修復歴が追加され、査定額への影響が大きくなることがあります。

※当然ながら故障個所や損傷個所をそのままにするよりは遥かに高額で買取してもらえるので、安全に運転するためにも「故障や事故に遭ったけれど修理歴や修復歴が付くのが嫌だからそのまま乗る」ということの無いようにしましょう

修理歴、修復歴について詳しく知りたい方はコチラ⋯修復歴とは?修理歴とは違うの?

チェックポイント【外観編】

車台番号:車台番号は、車検証にも記載されている「その車両が存在する証明となる番号」です。同じ車台番号の車両は存在せず、車台番号のない車両は車検や陸運局への登録が出来ません。

また、メーカーのリコールの対象になっているかの確認に必要だったり自動車保険に入る為に必要だったりするため、大変重要なチェックポイントです。
何故外装の項目で紹介するかというと、トラックの車台番号はそれぞれの車両のフレームに記載(打刻)されているのですが、さびや汚れ、傷などによってフレームに記載(打刻)されている番号が見えなくなってしまっていた場合、最悪買取拒否となってしまう可能性があるのです。

査定前には必ず車台番号が見える様な状態にするように対応しましょう。

車台番号について詳しく知りたい方はコチラ⋯意外と知らない「車台番号」の秘密

傷、へこみ:各パーツをくまなくチェックして細かい傷やへこみがないかチェックしていきます。
細かな傷やへこみは、現場で活躍しているトラックや重機、建機にはつきものです。査定のチェックポイントにも存在しますが、あまり無理に塞ごうとするとかえって傷が拡がってしまったりしてしまうので、無理のない程度にガラスなどを磨いていくと良いでしょう。

・車体の汚れ:車体の汚れは、査定員の第一印象を決める意外と大きな査定のチェックポイントの1つです。きれいに洗車して、気持ちよく買取ってもらえるようにしましょう。

チェックポイント【内装編】

シートの汚れ:シートなどの汚れも出来るだけ取り除いておきましょう。車内の食べかすや泥などの汚れを掃除したり、可能なら染み抜きを行っておくと査定額に反映されることがあります。

タバコなどの臭い:車内の臭いも査定基準に入ります。タバコなどの臭いは簡単には取れません。2週間ほど車内での喫煙を控え、無臭の消臭剤と使うことで幾分か軽減できます。

ハンドル、クラッチなど:ドライバーがよく触る部分は、おそらく買取査定の直前まで触れている部分ではないかと思います。査定前の最後の運転をするときにハンドルやクラッチ、ドアノブなどのよく触る部分を拭いてあげると良いでしょう。

チェックポイント【その他】

書類の完備:車検証や自賠責保険証明書といった「必要書類」や、「架装などの取扱説明書」など付属の書類が揃っているかどうかも査定時のチェックポイントになります。
※必要書類は、各買取業者によって「売り手側が用意しなくてはならないもの」「買取業者が用意してくれるもの」「そもそも必要ないもの」がそれぞれ違うため、依頼を出す際に確認する必要があります。

オプションパーツについて:オプションパーツの有無も査定に影響します。オプションパーツはメーカー純正でない場合査定額が減少してしまう可能性があります。
オプションパーツを付けている場合、純正のパーツ(購入時の標準装備)が存在するのであれば、出来るだけ購入時と同じような装備に変更しておくことでオプションパーツの査定への影響を減らすことが出来ます。

いかがでしたか?

今回は査定時のチェックポイントをそれぞれご紹介しました。査定の際にチェックするポイントが分かれば、査定額アップのために取れる対策も増えます。
査定依頼を行う前にチェックポイントを押さえた準備をしておき、高額で買取してもらえるようにしましょう。

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