買取のタネ

トラック買取の情報サイトが「海外に販路がある買取業者」をすすめる理由

トラックの買取業者として、「海外に販売経路がある買取業者がおすすめだ」とさまざまなな記事でご紹介してきました。
実際、海外に販売経路を持っている買取業者は、国内のみに販売経路を持っている買取業者と比べてどう違うのでしょうか。

日本製のトラック・重機の海外での需要について

海外、特にアジアやアフリカでは2009年のリーマンショック以降日本製のトラックの需要は増え続けています。
ディーゼルエンジンの排ガスが問題視され、アジアの新興国等も含めて全世界的に排ガス規制が強まってきている中で、日本でも高いレベルの排ガス規制が実施されています。
日本の厳しい規制の基準をクリアしている日本製のトラックや重機は、アジアやアフリカの規制の要件もクリアしています。

さらに、日本製のトラックや重機は構造がシンプルでメンテナンスしやすく、さらに頑丈に造られているため、安価で購入できる中古のトラックや重機などにも一定の需要が存在します。
アジアやアフリカにおけるトラックの運用方法の特徴として、「1台の車両を、動かなくなるまで使い切る」という傾向があります。
そのため、頑丈でありながらも安価な日本製の中古トラックや中古重機はアジアやアフリカの各国との相性は良いといえるでしょう。

アジアやアフリカの国々とは逆に、ヨーロッパやアメリカなどの国では排ガスの環境への影響が大きいため「脱ディーゼルエンジン」の方針に向かっており、EV(電気自動車)の需要が伸びてきています。
また、中国では時期は未定なものの、いずれガソリンエンジンとディーゼルエンジンの完全撤廃を目標にしている、と2017年9月に発表しています。
このような事情からも、海外の中でも特にアジアやアフリカに対して、日本製のトラックや重機は新車・中古車問わず需要があるといえます。

ここまで、日本製の中古トラックや重機の需要が海外で高いことをお伝えしてきましたが、海外に販売経路を持っている買取業者をおすすめするには、国内にのみ販売経路がある買取業者との間で買取金額にどういう差が出るのかを紹介する必要があります。

海外で販売している買取業者が、国内向け販売のみの買取業者よりもおすすめな理由は「販売価格」にあります。
海外での中古トラックや重機の需要が高いということはご紹介しましたが、実際には販売先の国ごとにも法律や規制の関係で販売できるかどうかや販売価格が変わってきます。

そこで海外に販売経路がある買取業者は、国内・海外を含めた全ての販売先の中で「最も条件の良い場所」に向けて販売することで、販売価格を高額にすることができるのです。
海外に販売経路がある買取業者が、複数ある「販売先の選択肢」の中から最も良い条件の所に販売できるのに比べ、国内での販売のみの買取業者は「海外販売」という選択肢がないので、販売価格も比較的落ち着いた金額になる傾向があります。

※もちろん、海外に販売経路を持っているからといって必ずしも高額で販売をしているとは限りませんし、逆に国内にしか販売経路がないからといってか必ずしも販売価格が安くなってしまうとも限りません。
あくまで目安として考えておきましょう。

さて、販売価格が高額になりやすいことは次のことにつながります。

「仕入れ値を上げられる」

中古トラックの買取業者は、車両を販売して利益を得ています。
中古のトラックや重機の買取業者の利益の計算は次のようになります。

車両の販売額―(仕入れ値+整備・輸送コストなど)=利益

このことから、販売額が高額であればあるほど、それに合わせて仕入れ値をアップさせても問題なく利益を出すことが可能だといえます。
さて、それでは中古のトラックや重機の「仕入れ」とはどのようなところにあるのでしょうか。

すでにお気づきかもしれませんが、中古トラックや重機の買取こそが、トラックの買取業者における仕入れだといえます。
仕入れ値のアップとは、すなわち買取額のアップと言い換えることができます。
このことから、海外で販売することができる買取業者は、国内のみで販売している買取業者よりも比較的良い条件で買い取ってくれる傾向にあるといえるのです。

実は海外でトラックを販売している買取業者にはもう1つ大きな特徴があります。
それは、積極的にパーツ単位での販売をしていることです。
中古のトラックや重機の中には、事故や故障などによって車体の一部のパーツが正常に動作しなくなってしまったり、変形して本来の性能を発揮しなくなってしまったりします。
時には修理しても車体1台分で販売することが不可能と判断することもあります。
そうしたときに、海外に販売経路を持っている買取業者であれば「パーツ単位での販売」をすることが容易なため、仮に事故や故障などで調子が悪くなってしまっているトラックでも問題なく買い取ることができるのです。
どのような状態のトラックでも廃車にする前に、まずは海外に販路を持つ買取業者に買取依頼をしてみると良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。
今回は、海外に販売経路がある買取業者についてご紹介してきました。
さまざまなトラック買取の情報サイトでも海外に販売経路がある買取業者をおすすめしているのは、明確な理由があるからだといえます。

国内にのみ販売経路がある会社を悪いといっているわけではありません。

大切なことは、「海外に販売経路がある」会社を知っていれば、売却の際の選択肢が増えるということです。

さまざまな買取業者の中から最も良い条件の買取業者を見つけ出して、一番良い形で売却を実現することを応援しています。

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