買取のタネ

アスファルトフィニッシャー高額買取成功の秘訣とは?

道路工事をしていると最後の舗装作業に使われるアスファルトフィニッシャー。
買取ではどのようなところに気を付ければよいのでしょうか?
今回はアスファルトフィニッシャーについてのご紹介です。

アスファルトフィニッシャーとは?

そもそもアスファルトフィニッシャーとはどういった車両なのでしょうか。

日本の道路は大まかに、路床と呼ばれる地面の深い部分から、路盤と呼ばれる浅い部分、そしてアスファルトなどの表面部分3層に分かれています。
(詳しく説明すると路盤にも上層や下層、アスファルトの層も表層と基層に分かれていますが、この記事においては重要度が低いので割愛します。)
表面のアスファルト部分のひび割れや、水道管やガス管の維持管理などのために定期的に道路を工事する必要があり、そのたびに地中の路盤や路床を露出させて整備、最後に舗装作業をして自動車や歩行者が通行できるようにします。

アスファルトフィニッシャーはこの舗装作業で活躍する重機の1つです。
路床・路盤をしっかりと安定させた後で、アスファルトフィニッシャーによってアスファルトを作業領域全体に均一に敷き詰め、ロードローラーなどで地ならしをして完成させます。
アスファルトをムラなく均一に敷き詰めるために一定の速度を維持して作業をしなくてはならないことや、アスファルトを敷き詰めて固めるために車体のスクリード(敷きならし装置)部分が加熱されるので熱中症対策が必要になるなど、一定の経験や対策が求められる車両とも言えます。

アスファルトフィニッシャーは売れるのか?

さて、アスファルトフィニッシャーは重機や建機に分類される車両の1つです。
一般の乗用車やトラックなどの「いかにも車」というようなものでない車両は売却することができるのでしょうか?

答えは「アスファルトフィニッシャーは売却できる」です。

トラックや重機を専門に買取している買取業者というのが存在します。
それらの買取業者は一般の乗用車ではなくトラックや重機などの商用車の買取をメインに取り扱っており、アスファルトフィニッシャーの買取も対応しています。

アスファルトフィニッシャーを売却するときの2つのコツ

アスファルトフィニッシャーを売却するときのコツは大きく2つあります。

1つは買取業者を選別すること。

実は、トラックや重機の買取業界では、同じ車両を買い取る場合でも買取業者によって買取金額が違うことがあります。
これは、それぞれの買取業者が持っている設備や、車両の買取後の利益を左右する販売先などの条件が異なることに起因します。

そのため、同じアスファルトフィニッシャーを売却しようと買取査定の依頼をしても、買取査定額に倍近い差が出ることもあるのです。
そこで売却の際に複数の買取業者に査定を依頼しておき、提示された査定結果を比較して最も良い条件の買取業者を選ぶことによって、より条件の良い買取業者と交渉、売却を成立させるという方法です。

アスファルトフィニッシャーを買い取ってもらう業者を比較検討する際に役に立つのが「査定代行」のサービスです。
査定代行とは、買取査定の段取りを代行業者などに依頼することで、代行業者から一度に複数の買取業者に依頼を出し、買取業者から返ってきた概算査定の結果のまとめを代行業者から受け取ることができるサービスです。
査定代行サービスを利用することによって、概算の査定ではあるものの1度の手間で複数の買取業者に買取査定依頼をすることができるので、ほとんど手間をかけずに買取業者を比較検討することができます。

このとき、より正確な査定額を知ることができるコツがあります。
それは、できるだけ詳細な情報を依頼時に提出することです。
買取業者は、現地査定で車体を見たときに「車両の状態」等を確認して、実際の買取金額に近い金額を算出します。

そのため、概算査定の時に買取業者が金額を判断できる情報が少なかった場合、買取業者側はかなりアバウトな金額で提示することになります。
結果、実際に現地で車両を見てみると傷や汚れなどで減額になり、双方にとって残念な結果になってしまうことがあります。
そこで、査定代行業者に概算査定を依頼する際に詳細な情報を提出しておくことによって、概算査定と現地査定で提示される金額の差を減らすことで、より上手に買取業者を選別することが可能になります。

査定代行サービスについて詳しくはコチラ…一括査定とは違うの!?「査定代行サービス」とは?

アスファルトフィニッシャーを買い取ってもらうときのもう1つのコツは、こまめな整備です。

アスファルトフィニッシャーのように乗用ではなく特定の目的で使用される車両は、こまめに整備をしておくことによって普段の運用効率を上げること以外にも、買取での評価アップにもつながります。
特に道路工事の現場に出るアスファルトフィニッシャーの場合、工事中に発生した粉塵の影響がありますし、エンジンやスクリードの他にもアスファルト合材を積んでおくホッパー部分や操縦するトラクタ部分など、整備箇所も多いので、しっかりと整備しておき、買取の評価を落とされないようにしましょう。
※しっかり整備していることを査定代行サービスで伝える際に有効なのが「写真」です。携帯電話のカメラ機能などでも十分効果があるので、査定代行サービスに代行の依頼をするときには活用してみても良いのではないでしょうか。

いかがでしたか?
今回はアスファルトフィニッシャーについてご紹介しました。
「道路の舗装」に特化した車両のため、売却は難しいと思われがちですが、実際は問題なく買い取ってもらえますので、廃車にしたりせず、しっかり良い条件で買い取ってもらえるようにしましょう。

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