こんにちは!
私たちの生活に欠かせないことから、いつも一定の需要のある活魚運搬車。
魚運搬車の入手を検討している方の中には、「用途が限定されるにも関わらず、新車の価格が高い…」などお悩みの方も多いのではないでしょうか。コストの問題のみでなく、使用する期間の問題、運ぶ魚の種類の問題など、状況は人によってさまざまです。
本日は、活魚運搬車の入手方法と、そのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
まずは、活魚運搬車とはどんな車両なのか、詳しく見ていきましょう。
目次
活魚運搬車とは?用途と特徴
活魚運搬車とは、トラックの荷台に専用の水槽を装備して、生きた魚を泳がせながら運ぶことによって、目的地まで鮮度を落とすことなく魚を届けることができるトラックのことです。
軽トラックから大型のトレーラーまで、さまざまなバリエーションがあり、その目的に応じて使い分けられています。
活魚運搬車の特徴は、なんといっても生きた魚をそのままの状態で荷主から現場まで運ぶことができることです。
タンク内は基本的に海水を使用するため、錆の対策が他のトラック以上に必要なことや、魚たちに酸素を供給する必要があるため、荷台上部は密封されておらず、魚の過ごしやすい環境に整えられています。水槽内の温度を一定に維持するため、水槽の素材や温度管理の装置などにも工夫が施されています。
これらの特殊な装備が多いため、他の平ボディやアルミバン、パネルバンといったカーゴ系トラックと比べると、最大積載量がやや少なくなるのも特徴の1つです。また、通常のトラックに比べると値段も高めです。
活魚運搬車は2つのタイプがあり、ボディと水槽が一体化したタイプと、荷台にコンテナやタンクを積みこむタイプがあります。ボディと水槽が一体化したタイプは、「活魚の運搬」に特化した車体であるため、高出力の水温調整機等の高機能の専用装備が備わっているうえ、積載量を多く、一度に多くの魚を運搬できます。
荷台にコンテナやタンクを積みこむタイプは、目的に応じて荷台の装備を自由にカスタムできることが利点です。例えば、荷台にクレーンを装備することで、積み降ろしを省略化することができ、コストの削減に繋がります。また、水槽と一緒に、別の荷物(魚の餌など)を載せて運ぶなど、汎用性があることも特徴の一つです。
活魚運搬車の入手方法
ここまで活魚運搬車の特徴についてご紹介してきました。
では、活魚運搬車を入手するにはどのような方法があるのでしょうか。
ここからは3つの入手方法と、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介していきます。
活魚運搬車を新車で購入
まず選択肢として挙げられるのは、新車の活魚運搬車の購入でしょう。
新車であれば、用途に合わせて自由にカスタムができるほか、当然ながら車体の状態が最新なこと、特に「水槽内部の水質管理」の部分が真新しい状態であることも大きなメリットと言えます。
その分、新車の価格相場はおおよそ4000~5000万円ほどとなり、他の入手方法に比べてコスト面での負担は大きくなります。そのため、車両の買い替えを検討しているのであれば、中古車両の買取を活用してコストを浮かせるなどの工夫をすると良いでしょう。
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また、「すぐに活魚運搬車を使用したい」という方にもやや不向きかもしれません。
新車で活魚運搬車を購入する場合、購入手続きから製造開始、納車に至るまでの間に、多少時間がかかります。
そのため、ある程度時間に余裕を持って購入するか、納車までの期間中は後述する「車両のレンタル」を利用するなども検討すると良いでしょう。
活魚運搬車を中古で購入
活魚運搬車を新車で購入しようとすると、恐らく最大のネックになるのがコストの問題ではないでしょうか。
それを解決できる選択肢の1つが、「中古車購入」です。
活魚運搬車を中古で購入するメリットは2つあります。
ひとつは新車よりも安価で入手できるということと、購入後は現行の車体のまま引き渡しとなるので、納車のスピードが早いことです。
デメリットとしては、希望する装備が揃った車体が見つかりにくい点です。
中古車を購入する場合、まずは販売店などで希望に合った活魚運搬車を探すことからはじまりますが、複数の販売店をはしごして探すのに時間がかかったり、最悪欲しい車体の在庫がどこの販売店にもないといった可能性があります。
また、既に一度は使用されている車体なので、購入後のメンテナンスに手間がかかる場合もあります。
活魚運搬車をレンタルする
活魚運搬車を入手する際の選択肢として、もう1つ挙げられるのがレンタルの利用です。
特に使用する期間が短い場合や、使用頻度が少ないはレンタルがおすすめです。
レンタルのメリットとしては、使用する期間中のみの料金で済むことや、車体のメンテナンスはレンタル会社が行ってくれるため、借りるたびに良い状態で使えることなどがあげられます。
また、自動車税などの維持費も不要なので、短期間の使用であれば、活魚運搬車のレンタルは非常に効果的です。
逆に、車両を借りる期間が長くなればなるほど、使用料が大きくなりため、ある一定期間を超えると、新車を購入した方が安価になる場合があります。
また、あくまで「人の車を借りている」ということを忘れず、返す時にはきちんと清掃をしたり、物を無くしたりすることのないように注意する、といった気遣いは必要になります。
さらに、利用地域で活魚運搬車のレンタルを行っている業者を探すこと、そしてその中から最安値の業者を見つけることが必要になり、レンタルするまでの手間と時間がかかります。
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レンタル・中古購入でネックとなるのが、活魚運搬車に対応している業者探し、よりお得に購入・レンタルするために複数業者の相見積もりをする、といった一連の作業に時間と手間がかかることです。
「トラックのミカタ」は、こういった業者や車両探しの「代行サービス」を行っています。
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