買取のタネ

アームロール高額売却に導く3つのコツ!

産業廃棄物処理やゴミの収集、小型の建機やタンクなどの運搬と、さまざまな業界で活躍しているアームロール(フックロール)。
アームロールを「売却する」となると、気になるのはそのお値段ではないでしょうか。
今回は、アームロールを売却する上で、可能な限り高額で売却するためのコツを3つご紹介します。

アームロールとは

売却のコツをご紹介する前に、そもそもアームロールとはどのような車両なのかについてご紹介していきます。
アームロールとは、種類としては「脱着式コンテナ専用車」に分類される、荷台部分が脱着式のコンテナで、油圧で動く伸縮性のアームを使用して、クレーンやフォークリフトがない状況でも自らコンテナを積載することができるトラックです。

「アームロール」という名称は、 新明和工業の登録商標(つまり商品名)であり、その他「フックロール(極東開発)」や「マルチリフト (カーゴテックジャパン)」など、製造しているメーカーによってさまざまな呼び方が存在しますが、全て同じタイプの車両です。
※今回の記事ではアームロールの呼び方で統一します。

アームロールを高額売却するためのポイント① 査定基準を知る

アームロールに限らず、トラックやダンプといった商用車は買取業者によって査定基準が少しずつ異なるので、概算で査定した時の査定額や実際の買取額もそれぞれの買取業者で多少変動します。

そのため、多くの買取業者に共通する査定基準を知っておくことによって、ある程度車体の相場を知ることができます。
まずは、買取業者の査定基準にどのようなものがあるのかをご紹介します。

・車体の情報が新しいものかどうか

車検証や査定依頼した時に提示する情報が新しければ新しいほど、その情報はより信頼できるものといえます。
トラックの場合は1年ごとに行う車検や、3ヶ月ごとに行う定期点検によって情報が更新されていれば、それらの情報で十分査定の判断基準といって差し支えないレベルだといえるでしょう。

・車両の状態が良いものかどうか

査定基準の中で最も大きな比重を占めているといっても過言ではないのが「車両の状態」です。
車体の情報も査定の基準のひとつではあるものの、実際には購入から売却までの間、車両をどのような使い方をしたかによって査定金額はほぼ決定されます。
車体の状態が購入時の状態に近ければ近いほど、高評価で高額買取に近づくとされています。

・書類の完備

必要書類がそろっているかどうかも査定の際にチェックされるポイントです。
車検証や自賠責保険証などの書類が売却に必須なほか、車体や架装の取扱説明書などの書類が完備されていると査定の評価がより高評価になります。
特にアームロールの場合、走行する「車体部分」とものを載せる「荷台部分」がそれぞれ別で製造されており、荷台のコンテナには非常に多岐にわたるバリエーションがあります。

アームロールはコンテナ部分を載せ替えることによって、1台でさまざまな目的に使用することができるため、1台の車体と複数のコンテナを購入しているケースも少なくありません。
アームロールの売却の際に、コンテナも一緒に売却しようとするのであれば、それぞれのコンテナの取扱説明書や保証書などを一緒に準備しておくことによって、査定時の評価がさらに高評価になります。
できるなら購入時から書類をきちんと保管しておき、売却時により高額で売却できるようにしましょう。

アームロールを高額売却するためのポイント② アームロールの車体を最適な状態にする

上述したように、アームロールの買取で最も大きな比重を占める査定基準は「車両の状態」です。
基本的にトラックや重機などの買取業者は、車両を購入後に国内外の運送会社や建設会社などに販売することによって利益を得ています。
そのため、両の情報や書類の完備以上に、実際に車体がどうなっているのかが重要視されます。

具体的には、パーツのメンテナンスやオイルなど消耗品の交換をしっかりしていたかどうか。
査定前に外装や内装はきれいにしていたかどうか。
運転やアームの操作などの時も乱暴に扱ったりしていないかどうかなどが、査定時に詳しく見られています。

特にアームの接続部分や足回りなどは、メンテナンスを怠っていると消耗が激しくなってしまうため、アームロールの査定の時も金額への影響が大きくなってしまいます。
普段からしっかりとメンテナンスを行っておくことを徹底しつつ、買取に出す前には改めて整備と清掃を行っておき、車体の状態を万全の状態にして買取査定に臨みましょう。

アームロールを高額売却するためのポイント③ 買取業者を比較する

アームロールを売却する際には、いくつかの買取業者に概算査定の依頼を行い、提示された査定情報を比較することをおすすめします。

アームロールの買取では、それぞれの買取業者によって査定の基準が異なります。
そのため、同じ車両の査定をしても、買取業者によって査定の金額が変わってしまい、1社の査定結果を受け取っただけではその金額が車両の適正金額かどうかが分からないという結果になってしまいます。

こうしたことから、アームロールを売却する際には、複数の、できれば3社以上の買取業者から査定してもらい、提示された査定金額を比較して最も良い条件の買取業者と交渉すると良いでしょう。

買取業者の比較を行う際に便利なのが査定代行サービスです。
査定代行サービスは、自分の代わりに買取業者へ概算査定の依頼を行ってくれるサービスで、一括査定と異なり「概算査定を依頼する際の買取業者との交渉」を全て代行業者が行ってくれます。
査定結果は代行業者からまとまった状態で届くので、買取業者からの連絡への対応が必要なく、手軽に概算査定の結果を比較することができます。
査定代行サービスについて詳しくはコチラ…一括査定とは違うの!?「査定代行サービス」とは?

いかがでしたか?
今回はアームロールを高額売却する上でおさえておきたいポイントを3つご紹介しました。
売却の直前にすべきこともあれば、売却を検討し始めた段階でできることもあります。
特にメンテナンスについては、売却時の評価アップもありますが、普段の作業効率や快適さなどにも影響を与えますので、入念に行っておくことをおすすめします。
ご参考になれば幸いです。

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