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トラック・重機の概算査定ってどんな情報が必要なの?

トラックや重機の買取査定代行をしていると、買取業者の皆さんからこんな声が上がることがあります。

「事前の情報が少ない」

そこで今回、トラックのミカタから査定代行依頼した買取業者に対し、「概算査定をする際にどんな情報が欲しいのか」を聞いてみました。
そして、トラックや重機買取の概算査定の際、特に必要な情報をランキング形式でご紹介します。

1位 車体の写真

トラックや重機の買取において、最も大きな判断基準となるのが「車体の状態」です。
車体の状態は、車検証の情報を見ても分かりません。
実物を確認して、車体のすみずみまで「効率良く動作するか」「トラブルはないか」を調べることで、初めて車両の適正価格を割り出すことができるようになります。

そして、車体の状態が知りたいからこそ、多くの買取業者は一旦概算査定で金額を提示して、詳細な買取金額を現地査定でやり取りするのです。
概算査定では実際の車体を見ることはできませんので、なるべくそれに近い情報を手に入れる必要があります。

車体の写真からは、車両の形状や架装の形状などの「車体のかたち」や、傷や汚れ、へこみの有無などの「車両の状態」といった、車検証には載っていない情報を知ることができます。
トラックや重機の買取業者が概算査定をする際には、車体の写真を見ることによってより正確な金額が提示されます。

また、買取業者の中には、写真がない場合、概算査定の対応ができないケースもあります。
そのため、車体の写真はトラック・重機の買取において特に重要な情報だと言えるでしょう。
車体の写真を撮る時のポイントは、まず全体図がわかるものを前後左右から、そして運転室内の装備や架装の詳細など、「その車体が持つ特徴的な部分」にクローズアップしてまんべんなく撮影することです。

2位 型式

トラックや重機の持っている情報の中で、買取において2番目に重要な情報が車両の型式です。
型式の情報がないと、その車両がどんな車両かが分かりません。

型式には、「メーカー」「車種」「車体のサイズ」「製造段階のカスタム内容」などの情報が、数桁の数字とアルファベットの組み合わせで書かれています。
型式はトラックや重機の買取に必要な、基本的な情報がほとんど入っているといっても過言ではありません。
そのため、型式の情報は買取では必須と言ってよい情報です。

型式も車体の写真と同様、買取依頼の時に提示しなかった場合には買取業者が査定をしない場合がありますので、査定時には型式がわかる「車検証」などを手元に用意しておくと良いでしょう。

3位 走行距離・稼働時間

走行距離や稼働時間は、車検証に載っていない情報です。
走行距離はトラック、稼働時間は重機などに使われる項目で、どちらも「車両がどのくらい使用されたか」を知ることができる情報です。

トラックや重機の買取の際には、走行距離や稼働時間を知ることによって、概算査定でもかなり正確な査定結果に近づきます。
そのため、概算査定でも重要な意味を持っていますが、必須というほどのものではなく、査定額にある程度誤差が出るという前提で問題なければ走行距離や稼働期間は買取業者に伝えなくても構いませんので、この順位となりました。

4位 車台番号

トラックや重機に限らず、自動車には1台に1つ「車両の存在を証明する識別番号」として車台番号が打刻されています。
車台番号は自動車1台1台を識別している番号なので、それぞれの車体の型式やエンジン形状、架装の状態などを、車台番号だけを知っておくことで知ることができる優れものです。
車体の一部に打刻されているほか、車検証にも記載がありますので、型式と同じように車検証を準備して査定依頼を行うことをおすすめします。

ちなみに、稼働時間や走行距離と同じく、概算査定の際に金額を決定する上で重要な位置を占めるものの、必須というものではないのでこの順位となりました。

5位 購入後のカスタム

トラックや重機の場合、それぞれのドライバーが自身の目的に応じて車両を購入後にカスタムしていることは珍しくありません。
購入後に自身の手で行ったカスタムでは、車検証やカタログ、車両の取扱説明書などには情報が記載されていないことがほとんどです。

そのため、買取査定を依頼したときに車両購入後のカスタム情報が買取業者に伝わっていないと、概算査定の結果と現地査定以降の査定結果の間で変動が起こりやすいです。
購入後に後付けでカスタムをしたり、メーカー以外のいわゆる「サードパーティー製」のカスタムがなされている場合は、概算査定の依頼をする段階で伝えておくと良いでしょう。

いかがでしたか?
今回はトラックや重機などを売却する際に、買取業者に伝えておきたい情報トップ5をご紹介しました。
買取業者に直接依頼する場合でも、トラックのミカタなどの査定代行サービスや一括査定サービスなどを利用する場合でも、これらの情報を伝えておくことによって、特に概算の査定結果を詳しく知りたいときなどに役立ちます。
ぜひ参考にしてみて下さい。

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