ブルドーザーは、土砂のかき起こしや盛り土、整地などに使用される建設機械のことで、トラクター(トラクタ&トレーラーの動力部分の「トラクタ」とは別物)の前に装備したツメを使用して作業を行います。
現在では、アメリカのキャタピラー社製のものと日本の小松製作所製のものの2種類が主流で、この2社が市場のほとんどを担っている状態です。
今回はブルドーザーを買取に出す時のポイントについてご紹介していきます。
目次
ブルドーザーの需要は?
現在ブルドーザーは、建設工事や建設における基礎工事、鉱山開発などの分野で活躍しており、需要の多くは海外の発展途上国です。
また、災害時の復旧工事にも役立つことから国内でもブルドーザーの需要は存在しますが、国内の工事の現場ではよっぽど大規模な工事ではない場合は、バックホーなどが持っている排土板がブルドーザーのツメの役割を担うので、大規模工事を行う建設会社以外の需要は国内では少なめになっています。
こうした事情は海外の先進国でも変わらず、市街地や中規模程度の工事現場などではあまり出番がなく、大規模工事で活躍する車両だといえ、発展途上国の需要が高いことの理由のひとつになっています。
ブルドーザーを買取に出す時は…
上述の理由から、ブルドーザーは国内よりも海外に販売経路を持っている買取業者に買取依頼すると比較的高額買取になりやすいという傾向があります。
そこで、ここからはブルドーザーを買取に出す際のポイントをご紹介していきます。
買取業者探し
ブルドーザーの買取の場合は、重機や建機を専門としている買取業者に買取依頼を出すことでより高額で査定してもらえるのですが、実は買取業者ごとに査定の金額が異なるという問題があります。
そのため、買取業者探しはしっかりしておかなければ最適な査定結果を受け取ることができないのです。
ブルドーザーを買取に出す際に買取業者を探し出す方法は大きく2つに分類することができます。
1つは買取業者を自身の手で探す方法です。
現在、ブルドーザーなど重機や建機を専門に買取を行っている買取業者の中には、インターネットでホームページを持っているところも存在します。
インターネットでホームページを持っているのであれば、買い取っている車両や重機等の情報を公開していることが多いです。
そこでブルドーザーを買い取っているかどうか、買取実績などで確認して査定の依頼を行い、提示された査定結果を照らし合わせてみることができます。
実際に自分で調べてから買取の依頼を行うので、買取の依頼を出す際の安心感が1番強い方法であるといえます。
もう1つは一括査定のサービスや査定代行のサービスを使用することです。
一括査定や査定代行といったサービスは、買取業者を比較する際に非常に有効な方法です。
一括査定や査定代行のサービスに査定代行の依頼を行い、売りたい車両の条件に見合った買取業者に対して、自分自身の代わりに査定依頼を行ってもらうことができるサービスです。そのため、買取業者を探す手間が大きく省けるというメリットがあります。
一括査定の場合は売りたい車両の条件に合った買取業者から直接連絡が来るため、すぐに買取業者との詳細な交渉を行うことができるというメリットがあり、査定代行の場合は概算査定の結果を受け取るまで売り手側の個人情報が買取業者に渡されないので、概算査定を比較検討した上で「現地査定以降の交渉をしたい買取業者」を選別するために使用することができるというメリットがあります。
査定代行サービスについて詳しくはコチラ…一括査定とは違うの!?「査定代行サービス」とは?
このように、すべての方法は依頼する人の状況や立場などによって最適なものが異なります。
だからこそ1番良い方法を選択してもらうために、検討できる選択肢を全て知ることが大切だと考えています。
掃除の徹底
ブルドーザーは土木や建築の世界で活躍する車両です。
特にツメの部分については汚れが付きやすく、ダメージを受けやすい部分です。
買取査定を行う査定員にとって、車体の第一印象も評価基準になります。
そのため、ほぼ同じ状態のブルドーザーを査定したにもかかわらず、掃除が行き届いている車体と掃除がそこまで徹底されていない車体を比べると、意外なほど査定結果に差が出てしまうケースも存在しています(もちろん掃除が徹底されている方の車体が高額査定でした)。
結論として、車体に汚れや傷が残ったまま買取査定に出すと、査定員の評価も低評価になってしまい、買取金額が安くなってしまうのです。
掃除を徹底して行うことによって、査定時の評価を落とさないようにすることが大切です。
いかがでしたでしょうか。
今回はブルドーザーについて、買取に出す際のポイントを2つご紹介しました。
最終的に一番良い条件で買い取ってくれる買取業者と理想的な形で交渉して、最高の形でブルドーザーを手放せるようにしましょう。