2トンダンプは、数あるダンプの中でも小型で扱いやすく、値段も安価なため人気のダンプトラックの1つです。
油圧によって荷台を傾け、積み降ろしの効率化を図ることが可能で、土木や建築などの工事現場のみならず、物資の運搬目的にも活躍するなど、さまざまな業界に必要とされています。
人気の2トンダンプですが、新車で購入するには少し高い…。
そんな時に検討するのが中古の2トンダンプの購入ではないでしょうか。
目次
いま、中古の2トンダンプが人気です
そう、実は中古の2トンダンプは今とても人気なのです。
では、中古の2トンダンプはどのようにして販売されているのでしょうか。
販売までの流れとしては、メーカーやディーラー、中古のトラックや重機の買取専門の業者が車体を買い取り、整備して販売可能な状態にしたのち、中古の車両として販売しています。
このことから、中古の2トンダンプを販売するために、さまざまな会社が車体を買い取っているといえます。
人気な車両はその分品薄になりやすいので、買取にも力を入れていることが多く、2トンダンプもその例にもれず買取でも人気が出ている車体です。
そもそも一口に2トンダンプといってもその種類は多く、リアダンプや三転ダンプのように荷台を傾ける方向やあおりの深さなどによって用途も全く異なります。販売する車両の種類や数をそろえるためにも、2トンダンプの買取人気は増え続けているといえるでしょう。
そこで今回は、2トンダンプを売却する際に、高額売却の成功につながる2つのコツをご紹介していきたいと思います。
メンテナンスをしっかりしましょう
2トンダンプは、トラックのシャシにダンプ機構を備えた荷台を架装した車両です。
平ボディのトラック等と比べ整備する箇所が多いので、しっかりと整備をしておかないと車体の劣化が早まってしまいます。
そこで、車検や3ヶ月ごとの定期点検などの他に「車両メーカーに推奨されているメンテナンス」を行うようにすると良いでしょう。
車検や3ヶ月ごとの定期点検は、道路交通法や道路運送車両法によって”公道を走行するために”実施が定められている点検整備です。
検査基準としては「公道を無事に走行できるかどうか」で判断されますので、現場での作業効率や快適性、車体の性能を十分に引き出すためのメンテナンスとしては車検や定期点検だけでは不十分だといえます。
一方でメーカー推奨のメンテナンスは、それぞれの車種に合わせたメンテナンスが可能です。
それぞれの車両の取扱説明書に、自身で行うことができるメンテナンスが記載されていたり、メーカーがサービスとしてメンテナンスを行っている場合もあります。
自分自身で可能なメンテナンス項目としては、錆取りや清掃、グリスアップやオイル交換などがあげられます。
車体に合わせた適切な方法で、しっかりとメンテナンスを行いましょう。
メーカーによるメンテナンスでは、正規ディーラーによる高いレベルのメンテナンスを受けることができます。
更に、メンテナンスサービスの中に車検や定期点検などが含まれている場合もあり、自身の状況に合ったメンテナンスを受けることができます。
しっかりとメンテナンスをした方が良い理由は、日々の2トンダンプの作業効率アップ以外に、買取の評価が上がるという点も挙げられます。
2トンダンプを買取する買取業者は、それぞれ独自の査定基準によって車両を評価して買取金額を決めています。
その中でほとんどの買取業者が、「車両の状態」に重点を置いて査定評価をしています。
車両の状態とは、「どれくらい乗ったのか」「どういう乗り方をしているのか」「ダンプ機構などをどのように取り扱っているのか」などです。
そのため、適切なメンテナンスを行い車両の状態を最適に整えておくことによって、買取業者が2トンダンプを査定する際に好評価をもらい、高額売却につなげることができるのです。
買取業者を比較
2トンダンプを売却する上では、トラックや重機などを専門に買い取っている買取業者に依頼するのをおすすめします。
実は一般の乗用車専門の買取業者と比べ、トラックや重機を専門に買い取っている買取業者の方が高額買取につながりやすいのです。
さらに、トラックや重機専門の買取業者の中でも、それぞれの買取業者が独自の査定基準を持っています。
そのため、複数の買取業者に査定依頼をして、提示された査定結果を比較することで、提示された査定結果の中で最も良い条件の買取業者と交渉し、売却を成立させることができます。
買取業者を比較するときに便利なのが一括査定や査定代行などのサービスです。
これらのサービスは買取業者を代わりに探してくれるので、わざわざ買取業者を探さなくてもよく、買取査定依頼をするときの手間が大きく省けます。
一括査定や査定代行のサービスについて詳しくはコチラ…一括査定とは違うの!?「査定代行サービス」とは?
今回は、2トンダンプを売却しようとするときの2つのコツをご紹介しました。
2トンダンプは広く需要があるので、買取り自体は恐らくどんな買取業者でも対応可能だと思いますが、せっかく大切に乗ってきた車両を手放すのであれば、高額で売却したいところではないでしょうか。
今回ご紹介したポイントが高額売却に役立つように願っています。