「ヒノノニトン」のCMでおなじみ日野自動車。
国内トラックメーカーの大手の1つである日野自動車は、トラックやバスなどの商用車、産業用のディーゼルエンジンなどを開発している国内有数のメーカーでもあります。
今回は日野自動車で製造、設計、販売されているトラックについて、特徴や買取の観点からご紹介していきます。
目次
日野のトラックの特長
日野自動車のトラックの特徴として、「故障が少ない」という点があげられます。
設計、開発の段階から「運用しやすく、メンテナンスしやすい」構造に造られているため、メンテナンスにかかる費用も比較的安く、購入後のランニングコストが抑えられるという特徴があります。
この「故障しにくい」という特徴は、「世界一過酷なラリー」と呼ばれるダカールラリーにおいて、2018年現在時点で「排気量10リットル未満クラスのトラック部門」で9連覇を達成している車体であることからもわかります。
さらに、全国に数多くのディーラーを抱え、メンテナンスの環境も整っていることから、トラックメーカーの中でも特に安心して運用できるメーカーの1つです。
ラインアップ
小型トラック デュトロ
ご存じ「ヒノノニトン」こと、日野自動車製の小型トラックです。
平ボディからダンプ、アルミバンやパネルバン、クレーン、冷凍冷蔵車など、さまざまなバリエーションがあり、その頑丈さもあいまって非常に人気の車体です。
中型トラック レンジャー
2017年にはグッドデザイン賞も受賞した、日野自動車製の中型トラックが「レンジャー」です。
ちなみに、上述のダカールラリーに出場しているのもこのレンジャーです。過酷な環境での走行を可能にしたパワーと、独自に開発したクリーンディーゼル技術によって高水準の環境性能を達成しており、世界中のさまざまな現場で活躍している車両です。
大型トラック プロフィア
2017年にモデルチェンジを果たした日野自動車の大型トラックが「プロフィア」です。
最新モデルのプロフィアは2017年度のグッドデザイン賞も受賞しました。
車体正面に大きく日野自動車の「H」を模したロゴが見え、まさに「日野自動車の顔」と呼べる風格を持っています。走行性能や快適性能、安全性能など、現在までに発売されている全てのモデルが高い水準を保っており、日野自動車の技術力の高さを物語っています。
日野自動車のトラックの買取での扱い
トラックは決して安い買い物ではありませんが、中でも日野自動車のトラックは新車で購入しようとすると初期コストが比較的大きい車両の1つです。
そのため、安価で購入できる中古の日野自動車製トラックにも一定数の需要があります。
そして、中古トラックの販売業者は、車両の仕入れの方法として買取を行っています。
このことから、中古トラックの需要も高い日野自動車のトラックは、買取でも人気がある車両だといえます。
日野自動車製のトラックを高額売却するためのポイントとは
さて、ここからは日野自動車製のトラックを高額で売却するためのポイントをご紹介していきます。
買取業者を選別する
日野自動車製のトラックに限らず、日本ではトラックを売却する際、買取業者によって同じ車両でも査定の金額が違うことがあります。
これは、トラックの買取業者ごとに「車両を買い取った後の対応」が異なることが理由です。
基本的に、トラックの買取業者は、買い取った車両を国内外への販売やオークションへの出品などで活用し、利益を生み出しています。
したがって、それぞれの買取業者が持つ販売先や、販売する前に必要な整備ができるかどうかなどで、買取業者側が対応できる車体が異なります。
問題なく対応できる買取業者であれば比較的高額買取になり、逆に車両を買い取った後の対応が難しいと判断する買取業者の場合は、買取金額が少なくなってしまうケースがあります。
そして、車両の買取が対応可能かどうかは、実際に買取査定を依頼してみるまでわかりません。
そのため、高額売却を目指すのであれば複数の買取業者から買取査定をしてもらい、提示された査定結果を比較して、一番良い条件の買い取り業者に買い取ってもらうことが理想的です。
便利なサービス「査定代行サービス」「一括査定サービス」
一度に複数の買取業者に査定依頼をする際に便利なサービスがあります。
それが「査定代行サービス」です。
査定代行サービスは、売りたい車両の情報をサービスに入力して査定代行を依頼することで、複数の買取業者からの概算査定の結果をひとまとめにして受け取ることができるサービスです。
複数のトラック買取業者と直接やり取りをするのではなく、査定代行サービス1社と交渉をするだけで車両の大まかな買取金額がわかるため、ゼロから買取業者を探す手間と、買取業者と交渉する手間が省け、売りたい車両の相場を手軽に知りたい場合に便利なサービスです。
買取業者を探す手間を省き、「その後の交渉は直接行いたい」という場合であれば、「一括査定サービス」がおすすめです。
一括査定サービスの場合は、 複数の買取業者に一斉に査定依頼を行い、その後は買い取り業者から直接交渉の連絡が入ってくる点が、査定代行サービスとは異なります。
買取業者と直接交渉することができるので、 多くの買取業者から買い取りたいという声が上がった場合に対応する手間はかかりますが、査定からすぐに買取まで交渉したいのであれば選択肢に入ります。
これらのサービスを使用することによって、複数の買取業者の査定結果を得ることができ、その中で最も良い条件の買い取り業者と交渉することができるようになります。
査定代行サービスや一括査定サービスについてはコチラ…一括査定とは違うの!?「査定代行サービス」とは?
いかがでしたか。
今回は日野自動車のトラックについてご紹介しました。
全ての性能が高い水準でまとまっていて、全国にメンテナンスの体制が整っているため比較的長期間運用することができ、1台の車両とドライバーとの関わりがより深いメーカーです。
だからこそ、売却の際にはできるだけ良い条件で売却し、理想的な形で手放せるようにしましょう。