アルミブロックとは？特徴や売却のコツをご紹介

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アルミブロックとは？特徴や売却のコツをご紹介

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トラックの中には、荷台のアオリがアルミ製になっているものがあります。
普通のトラックと比べて、何がどのように違っているのでしょうか。
今回はそんなアルミブロックの特徴や買取についてご紹介していきたいと思います。

アルミブロックとは

そもそも、アルミブロックとはどのような車両なのでしょうか。
アルミブロックとは、荷台のアオリがアルミ製になっているトラックです。

標準的なトラックの荷台のアオリは、スチール（鉄）製でできているほか、アオリに塗装が施されています。
一方でアルミブロックの場合は、荷台のアオリに塗装が施されることは少なく、一目で「アルミの荷台」と分かるようになっています。

アルミブロックの特徴

アルミブロックの車体の特徴としては、同サイズの標準アオリの車体に比べ、最大積載量が多いことがあげられます。
アルミという素材は金属の中でも軽量で、錆や腐食にも強く、耐久性も高いという特徴があります。

そのため、荷台のアオリにアルミを使用したアルミブロックの場合、荷台のアオリが軽くなった分最大積載量を増やすことができる他、作業時に開閉するような取り扱いが非常に楽になります。
また、荷台のアオリを「何本かのレールを並べ、その間にアルミ板を挟んで並べるタイプ」にしておけば、レールを縦に重ねることによって荷台の高さもある程度自由に変えることができます。

土砂禁ダンプなど、比較的比重が軽く、重さに対して体積が大きくなりがちなものを運ぶ際にアオリを高くしているケースが多いようです。
その場合は、荷台のアオリがより高く並ぶことから「アルミハイブロック」と呼ばれることもあります。

アルミブロックを高額売却するためのポイント

アルミブロックは、トラックの中でも軽量で錆や腐食に強く、スチール製のアオリの車体よりも取り扱いやすい点から、さまざまな業界で人気の車体です。
中でも、耐久性や耐蝕性が高いことによって、新車はもとより、中古のアルミブロックにも高い需要があります。

中古のアルミブロックの需要が高いことは、中古トラック買取の需要が高いことにもつながっており、アルミブロックはトラック買取業者によって高額で買い取られています。
ここからは、アルミブロックを売却する際にどのようにすれば高額売却につながるのか、そのポイントについてご紹介していきます。

「トラック専門」の買取業者に買取査定の依頼を行う

アルミブロックを高額で売却するならば、まずは買取業者を選別することをおすすめします。
買取業者を選ぶ基準は「トラックを専門に取り扱っている」ことです。

実は自動車の買取業者のなかには「一般の乗用車をメインで取り扱っている買取業者」と、「トラックや重機など、一般の乗用車以外の車両を専門に取り扱っている買取業者」が存在します。
それぞれの買取業者にはどのような違いがあるのでしょうか。

・設備

自動車の買取業者は、買い取った車両を整備して販売することで利益を得ています。
車両を販売するための整備には専用の設備が必要なのですが、一般の乗用車とトラックでは必要な設備の規模が異なります。
一般の乗用車メインの買取業者の整備施設の場合、アルミブロックを含むトラックなどを整備できる環境が整っていないことが多いので、アルミブロックの買取でも適正な金額で買い取ってもらえなかったり、買取自体ができなかったりします。

・整備士

設備と同様、整備士にも違いがあります。
トラックなど、ディーゼルエンジンを搭載した自動車を整備するためには、「2級ジーゼル自動車整備士」の国家資格を持っている必要があります。
一般の乗用車はガソリンエンジンで走行するため、「2級ガソリン自動車整備士」の資格を保有していることが必要と、整備のために必要な資格が違います。
そのため、一般の乗用車がメインの買取業者に所属している整備士と、トラックなどを専門にしている買取業者に所属している整備士の所有している資格が異なるケースが多く、一般の乗用車メインの買取業者の整備士がアルミブロックに対応していないこともあります。

これらの事情から、アルミブロックを売却しようとする際には、一般の乗用車ではなくトラックを専門に取り扱っている買取業者に買い取ってもらうことが大切になります。