買取のタネ

ボトルカーを中古で買うコツと高額で売るコツとは

人々の生活の中で、飲料水は大切です。
そんな飲料水をお店や自動販売機に用意するには、製造しているメーカーの工場からトラックなどで運ぶ必要があります。

飲料水のボトルを運ぶ時には、容器が破損しないように安全かつ丁寧に運ばないといけませんが、一般的なトラックでは、運んでいる時に割れたり破損してしまう可能性があります。
そこで登場するのがボトルカーです。
ボトルカーは、飲料水のボトルを運搬するために専用の装備がされています。
今回は、人々のもとに飲料水を届けるボトルカーについてのご紹介です。

ボトルカーとは

ボトルカーは、トラックの車体に、缶や瓶、ペットボトルなどの容器を運搬するための架装を専用で装備している車両です。
他に「ボトルキャリアー」や「ベンティングカー」、「ボトル車」と呼ばれることもあります。

荷台の形式としては、アルミバンやパネルバンと同じような仕様になっており、内部は運ぶ飲料の種類によって仕分けられるように仕切りが付けられています。
人の口に入るものを運ぶため、清掃がしやすく錆びにくいアルミ製であることが多く、ある程度の温度の維持ができるように保冷車のような構造になっているタイプのものも存在します。

また、積み降ろしの際に効率的に作業を行うことができるように、荷台の左右がスライドして開閉できるタイプや、上下に開くシャッター式になっているタイプなど、荷台の開閉口に工夫がなされていたり、作業のための棚が設置されているものもあります。
さらに、車体によりますが荷台の上に自動販売機付近のごみを回収するためのカゴも装備されているなど、飲料水の容器を運ぶことに特化した構造になっています。

車体の大きさは、狭いところにも進むことを想定して小型の車体になることが多いです。

ボトルカーを中古で購入するときのポイント

ボトルカーは、新車で購入しようとすると車体部分と荷台の架装部分を別々に購入する必要があります。
そこで、既に出来合いの車体を安価で手に入れることのできる「中古での購入」を検討する人もいるでしょう。
ボトルカーを中古で購入するときのポイントはどのようなものがあるのでしょうか?

予算と目的をハッキリとさせておきましょう

ボトルカーを中古で購入するからと言って、ただやみくもに車体を探すのではなく、自分が欲しい車体の条件をまとめておくことで、その条件に見合った車体を入手しやすくなります。
最適な条件のボトルカーを見つけるために効果的なのが、中古車販売業者が運営している販売サイトです。
販売サイトを活用することで、目的に見合った条件の車体を見つけることができます。

このとき、「最低限これだけは決めておきたい」というポイントが「予算」と「目的」です。
事前に予算を設定しておき、設定した予算内で必要な車体を探すことができます。
そして、車体を選ぶ基準も、自分が運用する目的に合わせた性能を考えることによって、最適な車体を見つけることができるようになります。

上述したように、ボトルカーは小型のトラックが主に使用されている車体です。
そのため、中古トラックの販売サイトでも重量などで区別がつきにくい車体の1つでもあります。
予算と目的を明確にしておくことによって、自分にとって本当に必要な車体なのかどうかを見分けられるようにしておきましょう。

必ず現物を確認しましょう

事前に予算や目的を設定し、条件に見合った情報を持つ車体を見つけ出すことができたとしても、すぐには購入を決めない方が良いでしょう。
中古トラックの販売サイトなどに掲載されている情報では見つからない特徴などを、現物を確認することによって見つけ出すことができます。
購入後に思いもよらぬトラブルや車体の不調に巻き込まれないようにするためにも、必ず現物を確認して、購入を検討している車体の状態をチェックするようにしましょう。

チェックの際に押さえておくべきポイントは大きく2つあります。
1つは、フレームの損傷の有無です。
ボトルカーに限ったことではありませんが、トラックや重機などの商用車は、頑丈に製造されています。
しかし、トラックや重機などのフレームも損傷することがあります。
車体のフレーム部分が損傷していた場合、安全な運行にも大きな影響を及ぼしてしまいます。
このことから、フレーム部分の損傷の有無は重点的にチェックしておくと良いでしょう。

チェックの時に押さえておきたいポイントの2つ目は荷台の機能です。
ボトルカーの荷台にもさまざまな種類が存在するのは上述した通りです。
そのため、ボトルカーの現物をチェックする際には、荷台の寸法や機能がどうなっているかをくまなく確認すると良いでしょう。
目的に見合った機能が十分に備わっているかを確認して、購入に臨みましょう。

ボトルカーの売却するときのポイント

さて、ここまでは中古のボトルカーの購入についてご紹介してきました。
ここからは、ボトルカーを売却するために気を付けたいポイントをご紹介していきます。

買取業者を選びましょう

ボトルカーは、アルミバンやパネルバンのように、運送目的で使用される「商用車」に分類されます。
商用車は、一般の乗用車メインの買取業者では取り扱っていないことが多く、トラックや重機専門の買取業者に依頼することになるかと思います。

注意したいのは、トラックや重機専門の買取業者の中でも、それぞれ取り扱っている車種やサイズに違いがあり、買取業者によっては査定額に大きな開きが出る可能性があることです。
そのため、1社の買取業者に査定をしてもらったからと言って、すぐに決めてしまうのではなく、複数の買取業者に査定をしてもらい、返ってきた査定結果を比較することが大切です。
返ってきた査定結果を比較して、最も良い条件の買取業者と交渉することによって、高額での買取につながります。

売却前に点検・整備を行いましょう

購入時のポイントでもご紹介しましたが、ボトルカーを入手する側は車両の状態を重要視して購入金額などを決めています。
トラックの買取業者も同じように、査定時に大きな比重を占めるポイントとして、車両の状態を確認しています。
そこで、車両を売却に出す前に一度点検と整備を行うことで、車体の状態を確認し、自社で行うことができる範囲で車両の状態を整えておきましょう。
車両の状態を整えておくことによって、査定時の評価が上がり、高額買取につながります。

いかがでしたか?
今回はボトルカーの購入や売却についてご紹介しました。
ボトルカーは私たちの生活に直結する車両であり、新車・中古車に関わらず需要は非常に多いです。
購入するときも、売却するときも、理想的な条件で手続きができる、本記事がその助けになれば幸いです。

関連記事

  1. スキッドステアローダーを高額売却!気になる方法とは?
  2. 中古10トントラックって売れるの?
  3. ワイドロングボディって何?需要や買取は?
  4. 重機を高額売却できる買取業者には2つの特徴があった!
  5. サイドダンプ
  6. アームロール
  7. ダブルキャブトラック
  8. ロードローラー

人気の記事

お電話でもトラック買取査定代行サービスへのお申込みを受け付けております。 0120-946-652 [受付時間]10:00~18:00 (土日・祝祭日を除く) お電話でのお申し込みに際しては、お手元に「車検証」をご用意ください。

トラックのミカタTV

トラック買取査定のマッチングサービス「トラックのミカタ」
提携パートナー募集|トラック買取査定のマッチングサービス「トラックのミカタ」

LINE@でトラック買取査定マッチング LINE@トラックのミカタ

PAGE TOP
0