さまざまな業種で活躍の場があることや、中型免許（8トン限定）しか持たないドライバーでも運転できるというメリットもあり、トラック市場における4トンダンプの需要は高くなっています。また、新車のみならず、価格を抑えて手に入れることができる中古4トンダンプへの需要も高くなっています。そのため、中古トラックの買取・販売を行う業者は、積極的に4トンダンプの調達を行っており、ダンプの種類を問わず、比較的高額での買取が行われています。

事故車・故障車でも売れる？

事故や故障等の影響がある4トンダンプは売れないと決めつけていませんか？実際には事故や故障の影響がある場合や、古くて走行距離が多い場合でもトラック買取業者の多くが高額買取を可能にしています。4トンダンプの構造は、走行するのに必要な装置を組み合わせた「シャーシ」と、ダンプの装置を架装している「ボディ」が別々に組み立てられているため、それぞれに使い道があることや、日本製のディーゼルエンジンは性能が高いこともあり、部品交換や修理、メンテナンスを行うことで再び使用することができます。

また、海外では中古エンジンや中古部品など、パーツごとでの需要があり、トラック専門の整備士や整備工場を持つ買取業者の多くが、状態の悪い車両からでも利益を生み出すことができるため、状態にかかわらず買取を行っています。

パーツはできる限り純正のものに

中古トラック買取市場においては、トラックは購入した時の状態に近ければ近いほど高評価となり、高額査定が見込める傾向にあります。そのため、純正のパーツが存在するのであれば、できるだけ購入時と同じような装備に変更して査定に臨みましょう。

査定前には洗車と清掃を行い、必要書類のチェックも忘れずに！

査定を受ける前に洗車と清掃を行い、車内や外観、エンジンルームなど見た目をキレイにしておくことは、査定額をアップするために大切な作業です。また、取扱説明書や車検の内容が記載されている点検整備記録簿などは、次の購入者にとって大切な資料になりますので、重要な査定ポイントの一つです。

見た目をキレイにして必要書類を揃えておくことで、査定士からの印象を良くすることができ、全体的にプラス査定に導くことができます。

高額買取のカギは、トラック専門の買取業者？

中古4トンダンプの買取が可能な中古車買取業者は、数多く存在します。しかし、乗用車とトラックでは用途も、需要も全く違う乗り物です。そのため、それぞれに専門性を持った買取業者が存在し、専門の査定士によって設けられた、独自の査定基準によって査定を行うため、査定額に大きな差が生まれます。

また、トラック専門の買取業者間でも査定額に差があり、そのカギを握るのが、買取業者が確保している「販路」となります。日本製中古トラックは海外から人気が高く、同じトラック専門の買取業者であっても、海外販路を多く確保している業者に依頼することで、より高額での買取が見込めます。また、海外販路を多く確保している買取業者には、無料出張査定、中間マージン及び手数料の無料や手続きの無料代行など、さまざまなメリットを用意している業者も存在します。

査定額を比較して、高額売却へ

上述のように、トラック買取業者は、それぞれが独自の査定基準を持っており、依頼する買取業者によっては査定額に5万円以上の違いが出るケースも珍しくありません。最も高額で買取ってくれる買取業者を探すためには、複数の買取業者の査定額を比較する必要があります。複数の買取業者に査定を依頼することで、各買取業者の査定額を知ることができ、それを比較の対象として各買取業者と価格交渉を行い、査定額の向上を行うことができるからです。複数の買取業者に査定をかけることは、査定額をアップできる最も有効的な方法として多くの方が実践しており、相場よりも高く売れたというケースも多くあります。もちろん、査定を受けても査定額に納得がいかなければ売却する必要はありませんので、まずは複数の買取業者に対して同時に査定を依頼することで一体どれくらい査定額が上がるのかをチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。

トラックのミカタでは、複数の中古トラック買取の専門業者への査定依頼を無料で代行しております。 4トンダンプの売却をお考えの方は、ぜひ一度お試しください。