中古の10トンクレーン車は海外で人気

日本製の中古の10トンクレーン車は海外の中古のクレーン車に比べて、頑丈さや整備のしやすさ、操作性の高さが優れていることから海外での人気が非常に高いです。

また、東南アジアやアフリカなどの地域では、車種やタイミングによっては同種の新車よりも人気の場合もあります。

そうした状況下で、中古トラックの販売業者の中には海外で中古の10トンクレーン車を販売し、大きな利益を得ているところもあります。

彼らのような販売業者にとっての「仕入れ」がトラック買取です。

海外に販売経路を持つ販売業者にとっては、トラック買取でいかに車両の在庫を確保して海外で販売できるかが非常に重要なので、確実に仕入れるために買取額アップのような買取の強化措置をとります。

そのため、海外に販路を持つ業者に買取を依頼することで、高額売却に一歩近づきます。

事故車や故障車でも問題なく買取可能

もしいま、10トンクレーン車の売却を考えていて、「事故車・故障車だから買い取ってもらえないのではないか」と不安に思っている人がいるのであれば、ご安心ください。

たとえ事故車や故障車でも、ほとんどのケースで10トンクレーン車を売却することが可能です。

トラックの買取を行っている業者は、買い取った10トンクレーン車を整備して「中古車」として販売したり、10トンクレーン車を分解してパーツを単品で販売して利益を得ています。

無事なパーツを販売することで、買取業者が利益を得られるような仕組みができているため、多少買取額は減少するものの、事故車や故障車でも問題なく売却することができます。

10トンクレーン車の買取では「車両の状態」がチェックされる

10トンクレーン車の買取では、トラックとしての機能やクレーンとしての機能が正しく動くかどうかのような「車両の状態」を重点的にチェックします。

基本的に、10トンクレーン車の買取の場合、車体が「新車で購入した時の状態」に近いほど高評価で、高額売却になりやすいです。

そのため日頃から整備や清掃を徹底し、走行機能やクレーンとしての機能に支障が出ないようにしておくことで、査定時に高評価を得られます。

※「事故車や故障車でも問題なく買い取ってもらえる」とはお伝えしたものの、整備がきちんと行き届き、全ての機能をスムーズに使える車体の方が高評価です。

普段から整備や清掃を徹底するだけでなく、売却の直前に再度整備しておくことも重要です。

整備工場で整備してもらう場合、買取金額アップで増える金額よりも整備にかかる費用の方が高くなるケースが多いので、自分でできる範囲で構いません。

※最重要！「買取業者選び」

車両の状態が査定時の評価に大きく影響することは間違いありません。

しかし、10トンクレーン車を高額売却する場合には、より重要なポイントがあります。

それが「買取業者選び」です。

10トンクレーン車の買取では、同じ車両を査定したとしても、買取業者ごとに査定金額が異なります。

その理由は、トラックの買取業者が持っている設備やスタッフ、販売経路などが業者ごとに異なり、同じ車両を買い取った場合でも買取業者が得られる利益が変わるので、買取業者は自分たちが利益を得られるように買取金額を設定するからです。

そのため、10トンクレーン車を一番良い条件で買い取ってくれる買取業者を探し出すことが、高額売却を目指す際に重要です。

買取業者選びの方法としておすすめなのが、複数の買取業者に査定してもらい、提示された査定結果を比較する方法です。

1社の買取業者の査定結果だけでは、その買取業者が「一番良い条件」で買い取ってくれるかどうかは分かりません。

複数の買取業者の査定結果を比較することによって、比較した中で最も良い条件で買い取ってくれるところと交渉し、高額売却へとつなげることができます。

トラックのミカタでは、複数のトラック買取業者に対して売却したい10トンクレーン車の査定を依頼し、提示された査定結果をまとめてご案内する「査定代行」のサービスを行っています。

10トンクレーン車を売却しようとお考えの方は、ぜひ一度ご相談下さい。