いま、タイタンが買取で人気

上述した通り、現在マツダではいすゞのエルフの車体をタイタンとして販売しており、自社での生産を行っていません。

そうなると、中古トラックの販売店や整備工場で、マツダが自社で生産していたタイタンのパーツが不足する事態に陥っています。

この現状を受け、中古トラック販売店の中には車体やパーツの在庫確保として、タイタンの買取に力を入れるところも登場しており、いま、タイタンは買取の市場で人気が出ています。

また、いすゞのエルフのOEM生産となった後の車体も、買取での人気は高いです。

国内の小型トラックシェアナンバー1のエルフと共用のパーツが多く、整備の方法もほぼ同じなことが人気の大きな理由です。

廃車寸前でも売却可能

車体そのものだけでなく、パーツの在庫を欲している中古トラックの販売店が多いことから、マツダのタイタンは廃車寸前の状態でも問題なく売却できます。

事故車や故障車、低年式、過走行のタイタンだからと諦めかけている人は、まず一度トラックの買取査定を依頼してみましょう。

思わぬ高額売却になるかもしれません。

整備・清掃は重要

タイタンを売却するときには、整備と清掃を行っておくことをおすすめします。

トラックの買取では、基本的に「購入時の状態」に近い車両であればあるほど高評価で、査定金額も高額になる傾向があります。

タイタンの場合、最大積載量が1.5トン程度の小型のものでも長距離を走行することが多く、足回りが劣化しやすいです。

また、荷台が箱型のものだと、荷物の重さで変形したり、運ぶ荷物によっては臭いや汚れが残ることもあり、しっかりと清掃しておかないと荷台の汚れや腐食が進んで査定の評価にも悪影響を与えます。

整備工場で整備してもらうと、買取査定額アップよりも整備コストの方が高くなる場合が多いため、自身でできる範囲で構いませんので、整備と清掃を行っておきましょう。

トラック買取では明確な「相場」は存在しない

タイタンを含め、トラックの買取では査定の際に買取金額の明確な「相場」が存在しません。

これは、買取業者の販売事情に関係しています。

トラックの買取業者は、買い取った車両を整備して中古車として販売したり、分解してパーツ単位で販売したりして利益を得ています。

しかし、買取業者が持っている設備やスタッフ、販売経路はそれぞれ全く異なります。

その結果、同じ車両を査定したとしても、「設備やスタッフ、販売経路が充実していて高い利益を生み出せる買取業者」は高額で買い取ってくれる傾向が強く、逆に「対応した設備などが無く、あまり利益を生み出す見込みがない買取業者」だと買取金額は少なめに提示される傾向が強いです。

そのため重要なのが、最も良い条件でタイタンを買い取ってくれる買取業者を見つけることです。

※重要※複数社への査定依頼で高額売却へ

一番良い条件で買い取ってくれる買取業者を見つけるためには、複数の買取業者に査定を依頼して、提示された査定結果を比較する方法がおすすめです。

買取業者を探し出し、タイタンの買取査定を依頼できたとしても、その業者がどれくらい良い条件を提示してくれるかは分かりません。

複数の買取業者の査定結果を見比べることで、少なくとも見比べた中では最も良い条件の買取業者と交渉することができるようになります。

できれば3社以上の買取業者に査定を依頼し、提示された結果を見比べるようにしましょう。

トラックのミカタでは、複数のトラック買取業者に対して売却したいタイタンの査定を依頼し、提示された査定結果をまとめてご案内する「査定代行」のサービスを行っています。

マツダのタイタンの売却をお考えのかたは、ぜひ一度ご相談下さい。